食品安全情報blog過去記事

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牛肉中のウマ肉:サンプリングプロトコール発表

Horsemeat in beef: sampling protocol published
Posted by Andrew Wadge on 07 February 2013
http://blogs.food.gov.uk/science/entry/horsemeat_in_beef_sampling_protocol
FSAは加工肉製品の真正性についての全国調査計画を発表した。これはビーフ製品にウマや豚のDNAがどれだけ入っているのかを知るためである。いつもの調査のように、結果は発表される。
この件が起こってから、我々は二つの別々の問題に取り組んでいることが明らかになってきた。最も懸念されるのはビーフ製品に別の種が大量に入っていることである。調査は進行中であるが、ビーフバーガーに30%のウマ肉が入っているということは異物混入や犯罪を示唆する。我々は消費者がこのような形で欺かれることを防ぐことを第一にしなければならない。
二つ目の問題は食肉工場での衛生的洗浄後に、どのくらいの他の動物のDNAキャリーオーバーがあり得るかという問題である。現在の検査方法は極めて高感度なので、痕跡程度の別の種のDNAが検出される。食品企業代表者と、キャリーオーバーと意図的混入を区別するための現実的レベルとして1%を設定することに合意した。
より多くの情報が集まればそれを反映して立場を精細化するであろう。
これが食品安全上の問題ではなくとも、一部の消費者や信仰集団にとっては重要なことであることは認識している。我々は効果的表示による消費者保護確保のためにDefraと協力している。