- ダイエタリーサプリメントの規制にもっと努力が必要
Study says more efforts needed to regulate dietary supplements
18-Apr-2013
http://www.eurekalert.org/pub_releases/2013-04/smh-ssm041813.php
JAMA Internal Medicineにオンライン発表された論文によると、2004-2012年に米FDAがリコールしたクラス1薬物の半分以上はダイエタリーサプリメントであった。多くはボディビル用、痩身用、性機能増強用サプリメントである。これらの物質の1/4は米国外で合成されたものである。著者はこの分野の企業を規制する努力が必要だと言う。
- 高塩食と胃潰瘍細菌の組み合わせががんリスクを増やす
High-salt diet and ulcer bug combine to increase risk of cancer
18-Apr-2013
http://www.eurekalert.org/pub_releases/2013-04/asfm-hda041813.php
スナネズミでのHelicobacter pylori感染と食事中の塩の多さががんリスクを大幅に増加させる
- 食生活と運動習慣を同時に変えるのが最良の結果を生む、とスタンフォードの研究は言う
Change diet, exercise habits at same time for best results, Stanford study says
21-Apr-2013
http://www.eurekalert.org/pub_releases/2013-04/sumc-cd041713.php
ほとんどの人は健康のためには運動と正しい食生活が必要だと知っているが、アメリカ人はその目標を達成することができない、あるいはどちらを先に変えるかすら決められずにいる。Annals of Behavioral Medicineに4月21日に発表された知見によると運動と食事を順番に変えるより同時に変えた方がいい。
Effect of complementary and alternative medicine on the survival and health-related quality of life among terminally ill cancer patients: a prospective cohort study
Yun YH et al.,
Ann Oncol. 2013 Feb;24(2):489-94.
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/23110809
2005年7月から2006年10月に韓国がんセンターと11の大学病院の末期がん患者481人について、CAMの使用がHRQOLや生存に影響するかどうかについての前向きコホート研究を行った。期間中に481人中466人が死亡した。CAMの使用は生存率に影響せず、祈祷は生存率が悪く、CAM使用者は認知機能や疲労感において使用していない群より悪かった。CAM使用者は有意にHRQOLが悪かった。
- Science 19 April 2013は科学教育特集
エディトリアル
科学教育の優先順位をつける
Prioritizing Science Education
Bruce Alberts
Science 19 April 2013: Vol. 340 no. 6130 p. 249
地球レベルで科学教育が直面している課題に取り組む。
ハードルは上がり続けている。生涯にわたって学び続けることを身につける等多くの課題がある。
- 英国の大麻施策：長く続く不安定な妥協
Cannabis Nationの書評
British cannabis policy: an enduring and uneasy compromise
Cannabis Nation: Control and Consumption in Britain 1928–2008, James H Mills. Oxford University Press (2013), 304, £35•00., ISBN: 9780199283422
Wayne Hall et al.,
The Lancet Volume 381, Issue 9875, 20–26 April 2013, Pages 1351
大麻の使用と規制を巡る英国の歴史についての本
