食品安全情報blog過去記事

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より安全な食品のためのより賢い規則

Smarter rules for safer food
http://ec.europa.eu/dgs/health_consumer/pressroom/animal-plant-health_en.htm
欧州委員会は2013年5月6日に、世界のアグリ−フードチェーン全体の健康と安全性基準履行を強化するための一連の規則を採択した。
この一連の規則は健康保護のための現代的でシンプルでよりリスクに基づいたアプローチと、フードチェーンの運営を導く規則の効果的採用を確保するためのより効率的コントロール手段を提供する。
現在EUのフードチェーンに関わる規制は約70の規制からなる。一連の再構築によりこれを5つの規制に減らし、加工業者や生産者、食品事業者の専門家としての仕事をしやすいように形式的手続きを減らす。
事業者はシンプルで科学とリスクに基づいた規則により行政上の負担を減らし動物の疾患や植物の害虫をコントロールするためのより効率的対策を強化することができるだろう。消費者もより安全な製品とフードチェーン全体にわたる効果的で透明性の高いコントロールシステムにより利益を得られるだろう。

  • FAQ

Smarter rules for safer food: Commission proposes landmark package to modernise, simplify and strengthen the agri-food chain in Europe
06/05/2013
http://europa.eu/rapid/press-release_MEMO-13-398_en.htm
1)「農場から食卓まで」ポリシーとは何か?
2)何が変わるのか? 植物の健康・植物再生材(種子など)・動物の健康・公的コントロール・食品と飼料の共通の財政枠組み、の5分野で
3)誰にメリットがあるのか?
4) EUの食品安全規制にどのような付加価値があるか?
5) 最近のウマ肉スキャンダルが露わにしたEUのコントロールシステムの弱点にどう対応しているのか?
6) 委員会は何故この緊縮財政の時期に公的コントロールのための手数料を拡大したのか?
7) 委員会は何故ウマ肉危機があったのに加工肉の産地表示を法制化しなかったのか?
産地表示義務化では詐欺は防止できない
8) ヨーロッパの食品企業の競争力とその成長や雇用創出能力のために高レベルの一貫した安全性が何故必須なのか?
9) 植物再生材との関連で持続可能な農業を支持し生物多様性の消失を予防するために委員会は何をしているのか?
10) 個人の菜園での種子の使用には影響があるか?
11) 植物再生材の手数料はこのなかで規制されるか?