食品安全情報blog過去記事

はてなダイアリーにあった食品安全情報blogを移行したものです

アルラレッド−ADIの改訂はないが不確実性を減らすために新しい試験を薦める

Allura Red – no revision of Acceptable Daily Intake but new tests recommended to reduce uncertainties
17 June 2013
http://www.efsa.europa.eu/en/press/news/130617.htm
EFSAの科学委員会は新しいデータをレビューし、現時点で食用色素アルラレッドACのADIを改訂する理由はないと結論した。しかしながら遺伝毒性の可能性についての不確実性に対応するため、新しい試験を行うことを薦めた。この助言は、アルラレッドACを含む化学構造に関連のある6つの色素集団である、いわゆる「スルホン酸化モノアゾ色素」に適用される。その結果により、必要であればADIを再検討する。
6つの色素とは:アルラレッド AC (E 129), アマランス (E 123), ポンソー 4R (E 124), サンセットイエロー FCF (E 110), タートラジン (E 102) 、 アゾルビン/カルモイシン(E 122)である。

  • 食品及び飼料添加物として認可されている、アルラレッド ACとその他のスルホン酸化モノアゾ色素についての声明

Statement on Allura Red AC and other sulphonated mono azo dyes authorised as food and feed additives
EFSA Journal 2013;11(6):3234 [25 pp.].
17 June 2013
http://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/3234.htm
マウスにおけるin vivoコメットアッセイ陽性知見について評価した。国際的に妥当性を確認された実験方法を用いてこの知見の再現性を確認することを薦める。