食品安全情報blog過去記事

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畜産における抗生物質:初めて集めた摂取量を代表するデータ

Antibiotics in livestock farming: representative data on consumption quantities collected for the first time
09.07.2013
http://www.bfr.bund.de/en/press_information/2013/17/antibiotics_in_livestock_farming__representative_data_on_consumption_quantities_collected_for_the_first_time-187328.html
ドイツ及び近隣ヨーロッパ諸国は畜産における抗生物質使用量を系統的に集めている。畜産に抗生物質を使うことには、細菌に耐性を作る可能性があることから議論がある。BfRハノーバー医科大学ライプチヒ大学の研究では、ブタの肥育、ブロイラー及びウシでの抗生物質摂取量データを集め解析した。
ドイツではブタの肥育は概ね115日でそのうち平均4.2日抗生物質を使っている。ブロイラーは39日間の肥育期間中10.1日抗生物質を使っている。一方ウシは年に3日1/3のみ使っている。