食品安全情報blog過去記事

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その他

コンシューマーラボ
Product Review: Potassium Supplements Review
Initial Posting: 8/21/13
https://www.consumerlab.com/reviews/Potassium_Supplements_Review/Potassium/
一部のサプリメントが表示と内容が違う

Natureニュース
Neolithic chefs spiced their food
Mark Peplow
21 August 2013
http://www.nature.com/news/neolithic-chefs-spiced-their-food-1.13585
6000年前の調理用の器からガーリック−マスタード種子由来の鉱物粒子が見つかった
ヨーク大学のHayley Saul らの研究がPLoS ONEに発表された
Scienceでもとりあげている
Archaeologists Uncover First Use of Spices in European Cuisine
http://news.sciencemag.org/archaeology/2013/08/archaeologists-uncover-first-use-spices-european-cuisine

Which?
Supplements - are they worth it?
22 August 2013
http://www.which.co.uk/news/2013/08/supplements---are-they-worth-it-330480/?intcmp=HP.hero.large.1.wcunew.supplements.aug22
消費者はサプリメントでお金を無駄にする可能性がある
Which?の調査で一部のサプリメント企業は製品について誤解を招く表示をしており、その結果人々は必要のないサプリメントを買うことでお金を無駄にしている可能性がある
また成分の影響を誇大広告している。
実際にサプリメントが必要なヒトは少ないのに我々の調査対象の1/3は定期的にサプリメントを摂っている。サプリメント産業は2012年に38500万ポンドの売り上げがある。
誤解を招く宣伝
最も多く使われているのはマルチビタミン、グルコサミン、プロバイオティクス錠剤やドリンクである。しかしながらグルコサミンと関節の健康に関する全ての強調表示はEFSAによって却下された。プロバイオティクスと消化器系の健康についても全て却下である。
過去5年間に、健康強調表示を望む製品はその根拠をEFSAに提出しなければならなかった。提出された健康強調表示は44000以上であるがこれまでEUが認めたのはたった248である。
関節用サプリメント
EFSAの専門委員会はグルコサミンとコンドロイチンが関節の健康に役立つという強調表示を却下している。しかしながら我々の調査ではグルコサミンを使用している成人の94%がグルコサミンが関節や軟骨の健康に役立つと信じている。グルコサミンを含むサプリメント2つ(Optima ActivJuice と Seven Seas JointCare)は「関節や骨の正常な機能を支持する」という健康強調表示があるが、それは製品に含まれるビタミンCやDについて表示が認められている機能である。
Which?の見解
Which?は製品の健康強調表示は科学的根拠に基づくべきだと主張してきた。しかし製造業者がずるがしこい表示方法を行って証明されていない健康上のメリットをほのめかしていることにがっかりした。

  • Which?対話

幼児用ミルクと牛乳−保護者は対価を払うべきか?
Toddler milk versus cow’s milk – should parents pay the price?
http://conversation.which.co.uk/energy-home/toddler-milk-growing-up-formula-cows-milk-baby/
政府は幼児の発育には幼児用ミルクは必要ではないと助言しているが我々の調査では46%の1才を超えた子どもをもつ母親が幼児用ミルクを購入している。多くの人はビタミンやミネラルが添加してあるので安心のためと考えているが牛乳より多い望ましくないものも入っている−砂糖である。甘さをさらに増すためにバニラ香料を加えたものもある。

  • 砂糖をやめないで:栄養士がベストセラーの本を酷評する

SMH
Don't quit sugar: nutritionist hits out at top-selling book
Jo Casamento
August 21, 2013
http://www.smh.com.au/lifestyle/dont-quit-sugar-nutritionist-hits-out-at-topselling-book-20130821-2saf7.html
シドニーの栄養士Cassie Plattが、「砂糖をやめないでDon't quit sugar」という本を出版する。これはSarah Wilsonによる「私は砂糖をやめたI Quit Sugar」というベストセラー本の危険性と砂糖を食べることにまつわる神話の嘘を暴くものである。
Cassie Plattは、食習慣については、〜は食べないというアプローチを行ってはならないという。3年前に砂糖をやめて身体をこわした経験がある。
栄養士Rosemary Stantonは砂糖なしは無理があり、砂糖を減らすことを勧めている
Sarah Wilsonは果物は食べている
(欧米発の「砂糖は悪い」系の話では果糖が悪者にされることが多くライスシロップが良いと言われる。そのためヒ素濃度が高いと報道されたときに騒ぎになった。日本では白いものは悪いからか?この手の話は尽きることがない。)