The mortality and cancer experience of New Zealand Vietnam war veterans: a cohort study
David McBride et a.,
BMJ Open 2013;3:e003379
2 September 2013
http://bmjopen.bmj.com/content/3/9/e003379.short?g=w_open_current_tab
- 高、中、低所得国の都市部及び地方での高血圧の頻度、認識、コントロール
Prevalence, Awareness, Treatment, and Control of Hypertension in Rural and Urban Communities in High-, Middle-, and Low-Income Countries
Clara K. Chow et al.,
JAMA. 2013;310(9):959-968
http://jama.jamanetwork.com/article.aspx?articleid=1734702
世界各国35-70才の153996人についての横断研究。患者の46.5%は高血圧を認識していて、32.5%が血圧をコントロールしている。まだ改善の余地がある。
- メクラネズミは化学物質誘発性のがんになりにくい
Blind mole-rats are resistant to chemically induced cancers
3-Sep-2013
http://www.eurekalert.org/pub_releases/2013-09/uoia-bma090313.php
ハダカデバネズミ同様、メクラネズミも低酸素の地下に棲み長生き（20年以上）でがんになりにくい。新しい研究では発がん物質によるがんにもなりにくいこと、そのメカニズムに低酸素に反応する遺伝子が関与する可能性を示唆した。
- 最も貧しいコスタリカ人が最も長く生きる
Natureニュース
Poorest Costa Ricans live longest
03 September 2013
http://www.nature.com/news/poorest-costa-ricans-live-longest-1.13663
コスタリカのニコヤ半島は世界で最も美しい場所の一つと考えられているが、その住人は貧しいながら豊かな国の人よりもゆっくり年をとるようだ。コスタリカ人は一般的に長生きで、60才の平均余命は22年と、医療費が少ないにもかかわらず米国より僅かに長い。ニコヤコスタリカの中でも長生きである長寿ホットスポットである。その理由について検討していたチームが、テロメアが平均81bp長いことを報告した。さらにそのテロメアの長さの理由を調べ、食事は関係ないようだった。肥満や血圧などの健康指標はむしろ他のコスタリカより悪い。最も貧しい家庭が最も長生きのようだった。強い社会と家族の絆が重要なようだった。
- PCBは「有害時限爆弾」ではない
Montreal Gazette
Opinion: PCBs are not ‘toxic time bombs’
By Joe Schwarcz, Special to The Gazette August 29, 2013
http://www.montrealgazette.com/opinion/Opinion+PCBs+toxic+time+bombs/8848868/story.html
PCBを含む変圧器や廃棄物がPointe-Claireで違法に保管されていたというニュースについて、メディアが神経ガスが爆発するかのようにその危険性を過剰に伝えている。PCBは腐食性でも可燃性でも揮発性でもなく、爆発しない。法に則って適切に処理すればいい。
