食品安全情報blog過去記事

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COCペーパー

  • アルコールとがんリスクについての議論のための戦略提案

Proposed strategy for discussion of Alcohol and Cancer Risk
http://www.iacoc.org.uk/papers/documents/CC1311COCStrategypaperforalcoholandcancer.pdf
アルコールとがんリスク
Alcohol and cancer risk
http://www.iacoc.org.uk/papers/documents/CC2013_13Alcoholandcancer.pdf
各国、特に英国の飲酒量や傾向についてのデータが提示されている

  • ホライズンスキャンニング2013

Horizon Scanning 2013
http://www.iacoc.org.uk/papers/documents/CC-2013-14AnnexAandAnnexcoversHorizonScanning2013.pdf
EPAによるRamazzini研究所が行ったがんバイオアッセイについての報告が検討課題にあがっている
Scientific Considerations for Evaluating Cancer Bioassays Conducted by the Ramazzini Institute
http://ehp.niehs.nih.gov/1306661/
Ramazzini研究所のリンパ腫/白血病所見については病理ピアレビューと異なることが多く要注意ということ。これが問題となる化合物がアスパルテーム、塩素処理した飲料水、ホルムアルデヒド、マンコゼブ、メタノール、MTBE、トルエン、塩化ビニリデンなど

  • 発がん性の用量反応における出発点と強さ推定の定義についてのガイド案改定

Revised first Draft of COC Guidance Statement G05: Defining a Point of
Departure and Potency Estimates in Carcinogenic Dose Response
http://www.iacoc.org.uk/papers/documents/CC-2013-15OverviewpaperfinalandAnnexes.pdf
新しいPODアプローチとしてシグナルノイズクロスオーバー用量法Signal-To-Noise Crossover Dose (SNCD)を追加

  • 2年間バイオアッセイの代替法について

Guidance Statements:
G07- discussion paper (Alternatives to the 2-year Bioassay)
http://www.iacoc.org.uk/papers/documents/CC-2013-16G07-discussionpaper-final_000.pdf
2年間の発がん性試験に代わるものとしてイニシエーション−プロモーションモデル(伊東法)、トランスジェニックマウスモデルを検討している。
中期発がん試験モデルが開発者以外でほとんど行われていない、とある。トランスジェニックマウスモデルは一般毒性評価には信頼性に欠けるが、作用機序の知見を提供することはある。子宮内暴露、新生仔暴露モデルは2年間バイオアッセイの代替法にはならないだろう。