食品安全情報blog過去記事

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消費者向け情報 あなたの食事のアクリルアミドを減らせる

You Can Help Cut Acrylamide in Your Diet
November 14, 2013
http://www.fda.gov/ForConsumers/ConsumerUpdates/ucm374855.htm
もし減量を試みているのなら、既に給仕に揚げ物はもってこないでと言っているかもしれない。もう一つ健康上のメリットがある:ある種の揚げた食品を避けることはアクリルアミドを食べる量も減らせる。これは良いことである。アクリルアミドは大量に与えると動物でがんを誘発することがわかっていて、科学者はヒトでも同様にがんを誘発する可能性が高いと考えている。FDAの化学者Lauren Robinは、アクリルアミドは一部の食品−主に植物性食品−中で揚げたり焼いたりする高温調理で生じる、と説明する。ジャガイモやシリアル、コーヒー、クラッカー、パン、乾燥果物などである。全米食品製造者協会によるとアクリルアミドは平均的アメリカ人の食事の40%のカロリー中に存在する。
アクリルアミドは人類が食品を焼いたり揚げたりするようになってからずっと存在していたが、科学者が発見したのは2002年である。それ以降FDAはアクリルアミドの影響やそれを減らす方法を活発に調べてきた。本日FDAは製造業者に食品中のアクリルアミドを減らすための実践的戦略文書案を発表した。
さらにあなたやあなたの家族ができることがある。アクリルアミドは天然に食品中に存在する糖とアミノ酸から生じる。家庭で調理した場合にもできる。
一般的に、アクリルアミドはより長時間、高温で調理すると増える。茹でたり蒸したりした場合には普通はできない。
アクリルアミドを減らすためのTIPS
食品中にアクリルアミドは幅広く存在するので完全に排除することは無理であるし必要でもない。一つや二つの食品を排除してもあまり効果はない。しかし摂取量を減らすためにできることはある
・揚げるとアクリルアミドが生じる。冷凍製品を揚げる場合には温度と時間を守ること
・トーストは軽く。焦げ色のところは食べない
・ジャガイモ製品は黄金色に調理し、褐色にしない
・ジャガイモを冷蔵庫で保存しない
さらに食事ガイドラインに沿った健康的な食生活を薦める

(事業者向け情報はあとで)