食品安全情報blog過去記事

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その他ニュース

  • 朝食クラブを壊す

Breaking up the Breakfast Club
by John Swartzberg, M.D. | November 14, 2013
http://www.berkeleywellness.com/healthy-eating/diet-weight-loss/article/breaking-breakfast-club
私が医学部の1年生の時、朝食を抜くのは良くないと教わった−いろいろな理由があるが特にあとで食べ過ぎて肥満になる可能性があるということだった。この信念は医学文献で広く受け入れられ、科学的根拠を引用すること無しにしばしば言及されている。
しかし朝食を食べないと体重が増える傾向があるというのは本当なのだろうか?そしてもし朝食を食べない人が体重が増えたとしてその原因は朝食を食べないことなのだろうか?私はこのことに興味があって、大人になってからずっと朝食を抜いてきた(砂糖とミルクを入れないダブルエスプレッソのみ)が、別に体重は増えていない。私が異常なだけだろうか?
臨床試験はほとんど無くてたくさんの観察試験がある。American Journal of Clinical Nutritionに朝食を抜くことと肥満に関する医学文献を注意深く解析した論文が掲載された。アラバマ大学の著者は特に根拠の質とこのトピックについての文献のバイアスの程度に関心があった。知見のエッセンスは、朝食を抜くことの肥満への影響についての信念は科学的根拠より強い、ということだった。さらに科学的根拠が研究者のバイアスによりゆがめられている事例も見いだした。例えばある論文では結果には朝食と肥満についての記述は全くないのに結論では朝食を抜くことが肥満の原因だとしていた。
近年医学は根拠に基づいた医療の大きく前進してきた。しかしヒトにはバイアスや盲点がある。私は朝食を食べることは一部の人にとっては一日の総摂取カロリーのコントロールに役立つだろうし多くの人にとっては食べた方が気分がよいだろうと思う。しかしそれがあなたにとって最良かどうかは、科学はまだ答えを出していない。

  • 泥棒がアフリカのマラリア薬を乗っ取っている

Thieves Hijacking Malaria Drugs in Africa
Nov. 11, 2013
http://online.wsj.com/news/articles/SB10001424052702304672404579181632935636414
米国はいかにして重要な医薬品が闇市場に流れているのかを調査している
米国政府がアフリカに寄付した医薬品が闇に流れる問題について調査を行っている
毎年、寄付された医薬品の15%が盗まれているだろうとアンゴラの保健大臣は言い、米国の調査に詳しい人物は20%以上という。闇市場の医薬品は保管状態が悪く効果が弱い可能性があり、耐性を生む。

  • バイオテクノロジー研究所を離れる所長がGM野外試験を擁護する

Natureニュース
Departing head of biotech institute defends GM field trials
Daniel Cressey
14 November 2013
http://www.nature.com/news/departing-head-of-biotech-institute-defends-gm-field-trials-1.14092
Maurice MoloneyがRothamsted研究所で過ごした時間について語る
多分世界で最も古い農業科学センターである英国Rothamsted研究所の所長を2010年から勤めたMaurice Moloneyがオーストラリア連邦科学産業研究機構に移るために11月末で離職する。Natureがインタビューした。

  • 肥満の長期薬物治療:系統的臨床レビュー

Long-term Drug Treatment for Obesity A Systematic and Clinical Review
Susan Z. Yanovski,; Jack A. Yanovski,
JAMA. Published online November 14, 2013.
http://jama.jamanetwork.com/article.aspx?articleid=1774038
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