食品安全情報blog過去記事

はてなダイアリーにあった食品安全情報blogを移行したものです

その他

Antibiotic resistance: long-term solutions require action now
The Lancet Infectious Diseases, Volume 13, Issue 12, Page 995, December 2013
http://www.thelancet.com/journals/laninf/article/PIIS1473-3099(13)70290-1/fulltext?elsca1=ETOC-TLID&elsca2=email&elsca3=HTDJ35F
20世紀の素晴らしい医薬品、抗生物質が将来使えなくなるかもしれない
賢明な使用を。
抗生物質耐性−世界的対策が必要
Antibiotic resistance—the need for global solutions
http://www.thelancet.com/journals/laninf/article/PIIS1473-3099(13)70318-9/fulltext

  • どうやって塩の代用品を振りかけるか

How Salt Substitutes Shake Out
Berkeley Wellness November 19, 2013
http://www.berkeleywellness.com/healthy-eating/food/article/how-salt-substitutes-shake-out
ナトリウムを減らそうとしている多くの人にとって塩の代用品は良い選択肢である。一部の研究では食卓塩の代わりに使うことで血圧と心疾患による死亡を減らすのに役立つことが示されている。しかし誰にとっても良いというものではないので、使う前に医師に相談する必要がある。
ほとんどの塩代用品は塩化カリウムを含む。カリウムは血圧を下げるのにも役立つ。多くの人は塩の代わりに使うことでメリットを得られるが、一部のヒト、特に慢性腎疾患をもつヒトなどには危険な可能性がある。
3つの減塩TIPS
・「ライト」及び低ナトリウム塩代用品でもナトリウムを含むので注意は必要
・もう一つの選択肢としてハーブやスパイスも使える
・乳製品や野菜果物などのカリウムの多い食品を食べることは血圧を下げることと全体的な健康に役立つ
ただしアメリカ人の塩の摂取量の80%は加工食品やレストランの食事由来なので卓上塩より気にすべきである。

  • おまけ

衛生管理なってない?路上弁当販売、都が規制へ
読売新聞 2013年11月19日(火) 配信
担当分野ではないのだけれど審議会の一員として。
資料はここから
http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/shokuhin/jourei/2013_index.html
特にこれ
http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/shokuhin/jourei/2013/files/3bukai/siryou2.pdf
お弁当の衛生状態に最も大きく影響するのは販売形態というより作る時。
お弁当専門の工場は衛生規範をきっちり守っているのに対して、一般飲食店が(片手間に?)弁当製造・販売している場合にはかなり危なっかしいのがわかると思う。作ってすぐ食べる場合とある程度時間が経って食べる場合とでは必要な衛生水準が違う、ということ。(家庭が一番危なっかしいのだけれどそれは行政による規制の守備範囲ではない)
家では基本的衛生管理、お店では食品衛生監視員の指導をちゃんと守ってね。
(食中毒は報告されていないだけで相当数あると考えられる)