食品安全情報blog過去記事

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各種製品のヒ素検査の結果は消費者にリスクはない

Testing of arsenic in various products determines no health risk to consumers
November 18, 2013
http://www.inspection.gc.ca/about-the-cfia/newsroom/news-releases/2013-11-18/eng/1384697508388/1384697518948
CFIAのルーチン検査の一環として本日発表した調査からは、コメやコメ製品、朝食及び乳児用シリアル、果物製品、ボトル入り水、海藻製品のヒ素濃度は食べても安全であることがわかった。
CFIAは国産及び輸入の1071食品を検査した。内訳はコメおよびコメ製品280、朝食及び乳児用シリアル355、果物製品251、ボトル入り水95、海藻製品90である。全て総ヒ素、各種有機及び無機ヒ素分子種を分析した。
2010-2011調査ではほとんどの製品(1071中1034)からヒ素が検出された。これはヒ素が天然の元素であることから予想されたとおりである。
現在現在フルーツジュースやミネラル及びスプリングウォーターを除く密封容器入り水のヒ素トレランスは0.1ppmであるが現在ヘルスカナダが見直し中である。
Food Safety Action Plan Report 2010/2011
http://www.inspection.gc.ca/food/chemical-residues-microbiology/chemical-residues/fsap/eng/1384694429803/1384694539890
最も平均ヒ素濃度が高かったのは海藻製品で総ヒ素26.30ppm、次いで朝食及び乳児用シリアル100.54 ppb、以下コメおよびコメ製品89.38 ppb、果物製品12.95 ppb、ボトル入り水2.06 ppb。無機ヒ素有機ヒ素の割合は商品により多様であった。
(いつもと違って報告書くれない)