食品安全情報blog過去記事

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何でもかんでも捕まえないように−魚の取り扱いのための消費者向けTIPS

Don’t catch anything - consumer tips for handling fish
15.01.2014
http://www.bfr.bund.de/en/press_information/2014/02/don_t_catch_anything___consumer_tips_for_handling_fish-188835.html
2014年1月17-26日の国際緑の週間における展示ブースで、BfRは本物の魚やシーフードを使って活きの良さの見分け方や栄養、注意点を消費者に伝える
魚には栄養もあるが微生物やウイルスもいる。子どもや高齢者は生や燻製、酢漬けの魚を食べないように。感染を防ぎたい人は完全に調理されたものを食べること。
さらに魚介類には藻類由来の毒素が含まれる。海には約5000種の藻類がいて一部はマリンバイオトキシンと呼ばれる毒素を作る。これらの毒素が藻類を食べる魚や貝の組織に蓄積する。毒素を含む魚介類を食べるとヒトに下痢や麻痺などいろいろな病気を引き起こし時に死亡する。マリンバイオトキシンは安定で調理により破壊されない。従って貝類は食べても安全かどうかを販売前に認められる必要がある。