食品安全情報blog過去記事

はてなダイアリーにあった食品安全情報blogを移行したものです

健康機能食品の国内原料は増え、機能性の多様化 

健康機能食品基準課 2014-02-28 
http://www.mfds.go.kr/index.do?mid=675&pageNo=2&seq=23054&cmd=v
食品医薬品安全処は ‘13年健康機能食品機能性原料認定状況を分析した結果, 機能性認定件数が全般的に減る中で国内製造原料の認定は急増し輸入原料の認定は減少したと発表した.
去年国内製造原料の機能性認定は ‘12年(10件)に比べて 1.2倍(22件) 増加したが輸入原料は同期間 28件から 15件に減少した.
これは国内健康機能食品製造業社が国内天然生物資源を活用した多様な機能性原料開発に集中する一方輸入素材の新規発掘は滞ったためと分析される.
※ 個別認定状況 : ‘09年(97件)→’10年(68件)→‘11年(42件)→’12年 (38件)→‘13年(37件)
※ 国内製造原料認定の割合 : (’09)25%→(’10)27%→(’11)29% →(’12)26% →(’13)59%
食薬処は去年体脂肪減少, 肌健康, 関節・骨健康機能性などの個別認定件数が比較的多かったと説明した.< 国内製造原料開発活溌 >
最近個別認定件数が減った状況でもアマチャヅル抽出物(体脂肪減少), 桔梗抽出物(肝臓健康), ブルーベリー抽出物(目健康) などの原料ちが ‘13年新規で認められた.
また機能性原料を認めた ‘04年以後一番多く認められた原料は肝臓の健康を助けるミルクシスル(オオアザミ)抽出物が 26件、 次に体脂肪減少機能性を認められたガルシニアカンボジア抽出物(25件)及び共役リノレン酸(22件) などの順序だった.
’09年はガルシニアカンボジア抽出物(体脂肪減少, 20件), ‘10年はイチョウ葉抽出物(記憶力改善血行改善, 11件), ’11年は紅景天抽出物(疲労改善, 8件), ‘12年はミルクシスルツツルムル (肝臓健康, 5件)が注目された.
参照でこれまで個別認定型原料から規格基準型に転換された原料は総 26件で品目製造申告または輸入申告した日から 3年が経過したり 3以上の営業者が認められた場合である.
コエンザイムQ10(抗酸化), ノコギリヤシ抽出物(前立腺健康), MSM(関節健康), ルテイン(目健康) など< 体脂肪減少及び肌健康中心に機能性認定 >
去年個別認定された機能性は体脂肪減少が 7件で一番多く, 肌健康 6件, 関節・骨健康 5件だった.
※ ‘12年認定状況 : 体脂肪減少(3件), 肌健康(4件), 関節・骨健康(5件)
○ 参照で去る 10年(‘04~’13) 間一番多く認められた機能性は体脂肪減少が 79件、 関節・骨健康 50件, 肝臓健康 38件, 血糖調節 35件などの順序だった.
○ 詳しい内容は食薬処健康機能食品ホームページ〔www.foodnara.go.kr/hfoodi → 資料室〕で確認することができる