食品安全情報blog過去記事

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食品添加物の正しい摂取要領などの安全情報を提供 

添加物基準課 /添加物包装課 2014-02-26
http://www.mfds.go.kr/index.do?mid=675&pageNo=3&seq=23023&cmd=v
食品医薬品安全処は食品添加物に対する国民の理解を高めて正しい使用情報を知らせるため ‘食品添加物安心してください!’ 小冊子を製作•配布すると発表した.
この広報用小冊子は科学的な研究結果を土台に国際的に安全性が立証された食品添加物に対する否定的な認識を改善するために国民が分かりやすいマンガなど多様な形式と事例を中心に製作した.
食薬処は、食品添加物の使われた食品は包装材に食品添加物の名称・用途などを表示するように規定していて食品の表示事項を確認して購入・摂取する習慣が必要だと説明した.< 正しい購入及び摂取要領 >
国内流通中の食品には安全性が確保された食品添加物が使われていて ‘無添加’ などの表示だけを見て購入せずに, 加工食品に使われる食品添加物が何か, 表示された食品添加物の用途や機能に対する正確な情報を確認するのが望ましい.
L-グルタミン酸ナトリウムのような風味増進剤などは食品添加物名称とともに用途が一緒に表示されていて消費者の理解を助け食品選択に役立つので確認した方が良い.
L-グルタミン酸ナトリウムはうまみを出すのに使う代表的な食品添加物として砂糖きびの原糖を主原料に発酵により生産されたもので国際食品添加物専門家委員会(JECFA)でも安全だと発表している
同時に特定の加工食品だけ長期間多量摂取すれば栄養不均衡問題が発生するので加工食品を取る時は食品成分表示を読む習慣を育て、製品に含有する成分を確認し、野菜や果物のような新鮮な食品も食べることが重要である.< 食品添加物分類及び指定要件 >
食品添加物は製造方法によって化学適合成分(405種)と天然添加物(197種)に分類されているが, これは単純に製造方法の差であるだけで全て国際的に安全性が確認されたものなので安心と考えて良い.
使用目的により風味増進剤(L-グルタミン酸ナトリウムなど), 発色剤(亜硝酸ナトリウムなど), 甘味料(アスパルテームなど), 漂白剤(亜硫酸ナトリウムなど), 着色料(食用色素など), 保存料(ソルビン酸など), 乳化剤(カゼインナトリウムなど) などに分類することができる.
また国内で使用が許可された食品添加物は科学的な研究結果を根拠に安全性が立証されて人体に有害影響を与えず、食品の製造・加工に必須で食品の栄養価を維持させることができるだけでなく、腐敗・変質その他化学変化などを防止するために必ず必要な最小量だけ使っているので安心して良い.< 食品添加物消費者認識調査結果 >
食薬処が 2013年一般消費者及び消費者団体を対象に実施した ‘消費者の食品安全を脅かす最大の要因は何か’に対するアンケート調査の結果, 食品添加物が 34.5%で一番高く、次いで環境ホルモン(26.4%), 農薬(13.5%), 有害微生物(12.2%), 重金属(9.3%)の順序だった。
消費者が一番避けたい食品添加物は二酸化硫黄 20.8%, 亜硝酸ナトリウム 18.1%, 食用色素類 16.1%, L-グルタミン酸ナトリウム 15.7% の順序だった.
参照で, 去る 2009年から 2010年まで韓国国民の二酸化硫黄と亜硝酸ナトリウムの 1日摂取量評価結果 1日摂取許容量のそれぞれ 5.2%, 11.5%で安全な水準だったし, 食用色素黄色4号などに対する 1日摂取量評価結果も 1.33% 以下で安全だった.
一方アメリカ及び日本の最近調査結果では今日食品安全の一番重要な問題として細菌, ウイルスなどによる食中毒をまず一番に回答していて食品添加物に対する不安の程度は相対的に低かった.
食薬処はこの広報資料発刊を通じて食品添加物に対する消費者の漠然たる不安感に対する認識転換に役立つはずとし, 今後とも多様な対国民広報及び教育を先導して行くと発表した.
詳しい内容はホームページ[食品添加物情報部屋(http://www.mfds.go.kr/fa)]で確認できる