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新しい全国食事栄養調査は英国人が砂糖、飽和脂肪、塩を摂りすぎていることを示す

New National Diet and Nutrition Survey shows UK population is eating too much sugar, saturated fat and salt
Published 14 May 2014
https://www.gov.uk/government/news/new-national-diet-and-nutrition-survey-shows-uk-population-is-eating-too-much-sugar-saturated-fat-and-salt
PHEは最新全国食事栄養調査(NDNS)データを発表した。全体として人々は砂糖、飽和脂肪、塩を摂りすぎ、野菜訳だもの、油分の多い魚、繊維は足りない。
NDNSは英国人を代表する1000人/年(子ども500成人500)の食品摂取と栄養状態を評価したものでこの報告書は最初の4年間(2008/2009-2011/1012)を併せたもので2012年7月に発表した最初の3年の報告の後に続くものである。
主な知見は
・糖類(乳由来以外の外来糖、添加された糖):平均摂取量は総エネルギー摂取量の11%を超えないという推奨レベルを全ての年齢層で超過している。4-10才は14.7%、11-18才は15.6%
・飽和脂肪:平均摂取量は総エネルギー摂取量の11%を超えないという推奨レベルを全ての年齢層で超過している。19-64才で12.6%。トランス脂肪は推奨を満たしている。
・塩:65才以上の摂取量は7.2g/日で推奨の6g/日を超過している。
・野菜や果物:成人の30%、高齢者の41%が1日5単位を満たす。11-18才の少年は10%少女は7%。
・油分の多い魚:平均摂取量は推奨(週140g)を下回る
ビタミンD欠乏がある
・鉄:少女の46%と女性の23%で鉄摂取量が少ない
脂肪の推奨摂取量は総エネルギーの35%まで。平均総脂肪摂取量はこれに近い