食品安全情報blog過去記事

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その他

Human rights court rules that evidence must support compassionate therapy
30 May 2014
http://blogs.nature.com/news/2014/05/human-rights-court-rules-that-evidence-must-support-compassionate-therapy.html
欧州人権裁判所の画期的判断によると、患者には科学的な有効性の根拠のない思いやり療法を受ける自動的権利はない。この5月28日の判断は、イタリアのStamina財団による議論の多い幹細胞療法を娘に受けさせたいという事例についてのものであるが、一般的に絶望した患者が規制対象になっている医療行為とは別の、根拠のない治療法を望んだ場合の判断のガイドとなる。

  • 投票の結果消費者はFDAのバイオテクノロジー表示を支持することがわかった

Poll Finds Consumers Support FDA Biotech Labeling
May 29, 2014
by Candy & Snack TODAY
http://www.candyusa.com/CST/CSTDetail.cfm?ItemNumber=10134
International Food Information Council (IFIC)の行った調査では米国成人の63%がバイオテクノロジーを用いて作られた食品の表示についてのFDAのポリシーを認めている。過去6年ほぼ一定であるが、反対の数は増えている。2008年には13%だったのが2年前は14%、そして今回は19%である。

Fears of ‘hillbilly heroin’ flooding Australia
http://www.news.com.au/national/fears-of-hillbilly-heroin-flooding-australia/story-fncynjr2-1226939281406
オピオイド鎮痛薬オキシコンチンの高用量濫用性製剤であるhillbilly heroinがまもなくシドニーにやってくるとAbbott政権が警告。高用量製剤の不正防止バージョンの特許が7月で切れる。連邦政府ジェネリックバージョンを8月から販売許可した。

  • がん予防と治療における食事と運動:APNM特集号

Diet and exercise in cancer prevention and treatment: Focus of APNM special
29-May-2014
http://www.eurekalert.org/pub_releases/2014-05/csp-dae052914.php
Applied Physiology, Nutrition, and Metabolismの6月号はがん予防と治療におけるライフスタイルの影響について特集
がんサバイバーでの研究が多いことに注目。