食品安全情報blog過去記事

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IARCモノグラフvolume 110の評価:パーフルオロオクタン酸、テトラフルオロエチレン、ジクロロメタン、1,2-ジクロロプロパン、1,3-プロパンスルトン

Carcinogenicity of perfluorooctanoic acid, tetrafluoroethylene, dichloromethane, 1,2-dichloropropane, and 1,3-propane sultone
http://www.thelancet.com/journals/lanonc/article/PIIS1470-2045%2814%2970316-X/fulltext
1,2-ジクロロプロパンは日本の小さな印刷工場での労働者の胆管がんについての研究をもとにグループ1(ヒト発がん性)に
テトラフルオロエチレン、ジクロロメタン、1,3-プロパンスルトンはグループ2B(ヒト発がん性の可能性があるpossibly)から2A(おそらくヒト発がん性probably)に格上げ。
パーフルオロオクタン酸はグループ2B(ヒト発がん性の可能性があるpossibly)。