食品安全情報blog過去記事

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保健省は食中毒同定のためにソーシャルメディアを利用する−シカゴ、イリノイ、2013-2014

Health Department Use of Social Media to Identify Foodborne Illness — Chicago, Illinois, 2013–2014
MMWR August 15, 2014 / 63(32);681-685
米国では毎年5500万人から1億500万人が食品が原因の急性胃腸炎を経験していると推定されているが多くのヒトは病院に行かず報告もしないので実数はわからない。食中毒予防のために地元の保健当局はレストランに認可を与えたり査察をしたり食中毒事例に対応したりしている。2013年3月23日にシカゴ公衆衛生省は民間団体と協力してTwitterでの食中毒の可能性のある苦情を同定し対応するためのウェブサイトFoodBorne Chicagoを作った。10ヶ月間で270ツイートに対応しFoodBorne Chicagoにリンクし、合計193の食中毒可能性事例を報告して133のレストランを査察した。
(まだまだな感じではあるが)