食品安全情報blog過去記事

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その他

コンシューマーラボ
Product Review: Red Yeast Rice Supplements Review
Initial Posting: 8/15/14
https://www.consumerlab.com/reviews/Red-Yeast-Rice-Supplements-Review/Red_Yeast_Rice/
一部の紅麹サプリメントはほかのものより500倍強力。強さの表示がないことや汚染物質はよくみられる。ラベルからはわからない。
表示には紅麹を同程度含むことが示されていてもロバスタチン量は500倍も違う。さらに有名ブランドの製品にかび毒シトリニンを検出した。

  • ミーアキャットの雌ボスは共食い

Meerkat alpha females are cannibals
Monday, August 18, 2014
http://news.sciencemag.org/sifter/2014/08/meerkat-alpha-females-are-cannibals
ふわふわで可愛らしいミーアキャットの母親は赤ちゃんを喰い殺す、とワシントンポストが報道した。ミーアキャットの集団では、ボス雌が食糧と自分の子どもの世話係を確保するため他の雌の子どもを殺して食べる。このことで得られる利益を定量化した報告がNature Communicationsに発表された。次にあなたがライオンキングを見るときに思い出すといい。

  • Neil deGrasse TysonはYouTubeの動画が急速に広まってGMO製品擁護をエスカレートさせる

Neil deGrasse Tyson escalates defense of GMO products after YouTube video goes viral
August 04, 2014
http://rt.com/usa/177904-degrasse-tyson-facebook-gmo/
先月の短い動画が広まってNeil deGrasse Tysonはさらにこの問題についてFacebookに投稿した。
(http://www.foocom.net/column/gmo2/11469/)

  • 砂糖:愛/憎関係。何故私たちはこの甘いものを諦められないのか

forbes
Sugar: A Love/Hate Relationship. Why We Can't Ever Give Up The Sweet Stuff
8/18/2014  Mary Meehan
http://www.forbes.com/sites/marymeehan/2014/08/18/sugar-a-lovehate-relationship-why-we-cant-ever-give-up-the-sweet-stuff/
砂糖は毒だ、身体に悪い、薬物だ、というような噂がウェブに溢れている。
アメリカ人は砂糖に慣れ親しんでいるが世界は変わり始めている。環境へ配慮することが主流になり肥満率が増加し食品成分への関心が高まっている。振り返ってみると我々は止められない不健康な習慣に陥れられてきたように見える。
砂糖戦争
世界の反砂糖戦争主導者はRobert Lustig博士である。彼は砂糖が空っぽのカロリーであるだけでなくそれ自体毒であると主張する。National geographicも同意する。Michael Mossは加工食品の三悪として塩、砂糖、脂肪をあげる。
アメリカ人は平均1日あたりティースプーン32杯の添加された砂糖を摂取していて、それらは多くが隠されているためある意味ナンバーワン食品添加物である。
砂糖についてその歴史や社会、経済、環境、政治的側面もみてみよう
(略)
あらゆるネガティブな注目にもかかわらず、世界の砂糖消費量は増えている。ただ中身は変わっている。
砂糖の将来はどうなるだろうか?
(何故アメリカ人は自分たちが食べ過ぎるという問題を自分たちではない外部のモノのせいにしたがるのか?)

  • 回復への大きな望み 英国の薬物とアルコール依存に取り組む

THE CENTER FOR SOCIAL JUSTICE
AMBITIOUS FOR RECOVERY
Tackling drug and alcohol addiction in the UK
August 2014
http://www.centreforsocialjustice.org.uk/UserStorage/pdf/Pdf%20reports/CSJJ2073_Addiction_15.08.14_2.pdf
イングランドでは30万人がオピエート及び/またはクラックに依存症でアルコール依存症は160万人である。毎年の社会的費用は薬物が150億ポンド、アルコールが210億ポンド。
若い人たちを依存にさせない、供給元への警察力を、オンライン販売対策、「リーガルハイ」(日本では最近危険ドラッグとよぶことになったやつ)対策等が必要

  • 何故妊娠女性はインフルエンザの予防接種をしないのか?

Why aren't pregnant women getting flu vaccine?
18-Aug-2014
http://www.eurekalert.org/pub_releases/2014-08/ghri-wap081814.php
妊娠中にインフルエンザに罹ると母子ともに合併症のリスクが高い。周産期医療の提供者は女性にインフルエンザ予防接種を薦めているが多くの妊婦が受けない。オレゴン健康科学大学オレゴン保健省公衆衛生部門にいた生物統計学者Robert Arao氏はMaternal and Child Healthに医師の妊娠女性のインフルエンザワクチンへの態度と行動についての調査を発表した。オレゴンの周産期医療に携わる医師のほとんどはインフルエンザ予防接種の重要性を理解し伝えている。
全国ではアメリカ人女性の約半分が妊娠中にインフルエンザワクチンを接種している。全国平均に比べると太平洋側北西部は多くのワクチンの接種率が低い。