食品安全情報blog過去記事

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新しい向精神物質について地方当局とNHS向けガイダンス

Guidance for local authorities and NHS on new psychoactive substances
HPR volume 8 issue 45: news
Updated 28 November 2014
https://www.gov.uk/government/publications/health-protection-report-volume-8-2014/hpr-volume-8-issue-45-news#guidance-for-local-authorities-and-nhs-on-new-psychoactive-substances
PHEのアルコール・薬物・タバコ部局は地方当局とNHSが、しばしばリーガルハイと誤解を招く呼び方をされている向精神物質の広範な使用に対応するのに役立つツールキットを発表した。これらの薬物はコカインやエクスタシーや大麻のような既存違法薬物と同様の作用をもつが多くの場合まだ規制対象ではなく安価で広く販売されている。かつて処方薬として使用されていたが今は禁止されている薬物や合成カンナビノイドなども含まれる。これらの薬物は「デザイナードラッグ」や「クラブドラッグ」などとも呼ばれ政府や地方当局、犯罪捜査システムにとって独特な課題となっている。
これらの薬物の公衆衛生への影響は伝統的な違法薬物に比べればまだ少ない。(2012年のイングランドウェールズで記録された新しい向精神物質関連死は52で、薬物関連死は約1500)しかし中毒情報センターへの照会は2012/13に30%増加した。