- 欧州のGM作物議論に妥協
Natureニュース
Compromise blooms in European GM crop debate
Daniel Cressey 05 December 2014
http://www.nature.com/news/compromise-blooms-in-european-gm-crop-debate-1.16503
GM植物について国レベルの禁止を認める合意がEUの認可プロセスの行き詰まりを解消する
何年にも渡る政治的行き詰まりと法的議論の末、EUは妥協点に到達したようだ。
EuropaBioのプレスリリース
EUのGM産物認可に44年の遅れ
44 years of delays in the EU Approval of GM Products
http://www.europabio.org/sites/default/files/44_years_of_delays_in_the_eu_approval_of_gm_products_europabio.pdf
- 香料の安全性評価：基準は何？
Assessing the Safety of Fragrance Materials: What are the Criteria?
Wednesday, December 17, 2014, 9:30 AM EST
http://view6.workcast.net/register?pak=4380945131315192
ElsevierとRIFMによる、香料評価についてのウェブセミナーのお知らせ
Neonics ban tied to corrupted bee research by scientists at EU’s ethically-challenged IUCN?
David Zaruk | December 4, 2014 | Genetic Literacy Project
http://www.geneticliteracyproject.org/2014/12/04/neonics-ban-tied-to-corrupted-bee-research-by-scientists-at-eus-ethically-challenged-iucn/
ブリュッセルにある環境健康リスク政策アナリストのDavid Zarukは政策や社会問題における科学の役割についての専門家である。彼はThe Risk-Mongerというペンネームでblogを書いていて、最近国際自然保護連合International Union for Conservation of Nature（IUCN）の内部文書を公開した。その文書では2010年に何人かの活動家科学者がネオニコチノイドの禁止につながるような一連の計画的「独立した」研究発表を含むキャンペーンを如何にして行ったかが示されていた。この内部文書と彼の調査の最初の部分を発表して1日のうちにIUCNの全身性農薬タスクフォースの関係者科学者が脅迫し彼を訴える手続きを開始した。BlogのホストであるEurActivが彼の記事を取り下げた。GLP (geneticliteracyproject、このサイト)が木曜日に報道したように、Times of LondonがZarukの件を報道し、クライメートゲート以来の大きな科学スキャンダルと呼んだ。EurActivは謝罪条件付きでblogを復活させることに合意した。ここにZarukの記事を再掲する。
Zarukは活動家が不注意でオンラインに残していた戦略文書を入手した。そこでわかったのは、
・IUCNの後援により活動家グループが農薬企業を攻撃してネオニコチノイドを禁止させるための4年間のキャンペーンを画策した
・研究者の同志を集めてIUCNとWWFなどをベースに専門委員会を作る資金を得た
・お金が手に入ったら研究を始め、インパクトの高い報告を書いて発表し高名な科学者も利用した
・他の科学者や企業からの反論に備えた
信頼できる科学者は活動目的に応じたデータを作るキャンペーンのために研究を始めたりしない。それは科学ではない。
彼らは想像以上に成功しEUでの一部禁止を勝ち取った。Risk-Monger（筆者）は彼らの文書を吟味し考察したい
（以下長い文とたくさんのコメント。ここで批判されているIUCNの意向をくんだ科学者たちはオーガニック農業推進のための「正義の戦い」をやっていると思っているらしい。このニュースはあちこちで取り上げられている
例えばBjørn Lomborg
https://m.facebook.com/bjornlomborg/posts/10152977423583968）
- 菜食主義者の84%は肉食に戻る、研究
84 Percent of Vegeterians Become Meat Eaters Again: Study
By Jim Algar, Tech Times | December 7,
http://www.techtimes.com/articles/21671/20141207/84-percent-of-vegeterians-become-meat-eaters-again-study.htm#ixzz3LGrGI1Mo
Humane Research Council (HRC)による新しい研究によると、一度菜食主義になったヒトの84%は再び肉を食べる。多くはほんの数ヶ月以内に。
HRCは3年前に菜食主義（乳製品と卵は食べる）や完全菜食主義になる決心をするのに関係する要因を調べようとして研究を開始した。調査に回答した11000人のアメリカ人のうち、肉を全く食べないと答えたのは2%で、88%はベジタリアンやビーガンになろうとしたことはない。菜食主義をやってみた12%のうち6人中5人は肉食に戻る。菜食主義を諦めたヒトの37%はまた菜食に戻りたいとしている。
- アリゾナ郡で喫煙者の雇用禁止案
Arizona County Proposes a Ban on Hiring Smokers
December 8, 2014 By Frank Smith
http://www.utahpeoplespost.com/2014/12/arizona-county-proposes-ban-hiring-smokers/
提案が認められるとアリゾナのピマ郡で12月16日に喫煙者雇用禁止が発効。主に自治体職員が対象。
- 「リーガルハイ」で治療を受けた人の数が5年で3倍になった
Centre for Social Justice
Number of people in treatment for ‘legal highs’ triples in five years, warns CSJ
http://centreforsocialjustice.org.uk/UserStorage/pdf/Press%20releases%202014/CSJ-legal-highs-pr-04-12-14.pdf
イングランドでは2009/10年に治療を受けた人が738人だったのが昨年は2339人だった。
死亡者は2009年の12人から2012年の97人に増加している
危険な薬物を販売している店舗を閉鎖させるために警察にもっと力を与えることを求める
PHEの統計
Adult Drug Statistics from the National Drug Treatment Monitoring System (NDTMS)
1 April 2013 to 31 March 2014
http://www.nta.nhs.uk/uploads/adult-drug-statistics-from-the-national-drug-treatment-monitoring-system-2013-14.pdf
- 猫注意！西オーストラリアで1080試験
Watch out pussycat! WA trials 1080 baits
AAP
December 07, 2014
http://www.heraldsun.com.au/news/national/watch-out-pussycat-wa-trials-1080-baits/story-fnii5thm-1227147819953
西オーストラリア政府が固有種を守るために野生の猫を駆除する“Eradicat”の試験を行う
環境大臣Albert Jacobによると1990年代に狐駆除でフサオネズミカンガルーなどの種が回復したが今は猫によりまた減ってきた。“Eradicat”は狐の駆除に使ったのと同じ1080毒であるが、特に野生の猫に魅力的なようにフレッシュソーセージの形態である。
