食品安全情報blog過去記事

はてなダイアリーにあった食品安全情報blogを移行したものです

ボツリヌス症 ニュージーランド:北島、リゾット

Botulism - New Zealand: North Island, risotto
2015-02-01
http://www.promedmail.org/direct.php?id=20150201.3134514
Date: Sat 31 Jan 2015 Source: The Dominion Post [edited]
日本に住んでいて母親に会いに2014年12月にウェリントンに来た男性が温めて食べる賞味期限切れオーガニックリゾットを食べてボツリヌス症になり病院で4日間昏睡状態にあった。ニュージーランドではここ30年ボツリヌス毒素による中毒は報告されていない。最後に報告されたのは1984年の茹でたイガイとクレソンによると考えられる2人の姉妹の事例である。男性は現在リハビリ中で日本に戻る体力がつくまでニュージーランドに滞在する必要がある。
一次産業大臣は、彼が食べたライススナックは保存料が含まれておらず、不適切な取り扱いをしたために病気になったと考えられる、と言う。その食事は規制に従って作られたが、指示されたとおりに冷蔵されず消費期限を過ぎていた。犠牲者は「ブルーチーズのような臭い」に気がついていながら食べた。大臣は製造業者に過ちはないが、ブランドの名称は不適切であった、という。