食品安全情報blog過去記事

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乳がんスクリーニングーIARCワーキンググループの視点

Breast-Cancer Screening — Viewpoint of the IARC Working Group
http://www.nejm.org/doi/full/10.1056/NEJMsr1504363
2002年にIARCは50-59才の女性のマンモグラフィースクリーニングには死亡率を下げる十分な根拠がある、40-49才では限定的、40才未満と69才以上では不適切、と結論した。
マンモグラフィーによる早期発見の最も重要な害は偽陽性、過剰診断、放射線によるがん、である。有害影響とメリットのバランスを慎重に検討した結果、50-59才の女性ではスクリーニングにメリットがある、と結論した。