食品安全情報blog過去記事

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年配の方などを欺瞞する「トッタバン」合同取り締まりの結果 

不良食品根絶推進団 2015-05-28 
http://www.mfds.go.kr/index.do?mid=675&pageNo=2&seq=27664&cmd=v
食品医薬品安全処と警察庁は健康に関心が高い高齢者などを相手に広報館などを作って食品などががん予防、白内障・喘息など疾病治療に効果があるかのように虚偽・誇大広告した俗称「トッタバン」会社19ヶ所を摘発して行政処分または告発措置した。
今回取り締まりは消費者食品衛生監視員などを現場に事前投入して情報を収集した後、その情報をもとに食薬処・警察庁合同取り締まり班が4月27日から5月15日まで現場取り締まりを実施したものである。
主要違反内容は▲食品、健康機能食品を疾病治療に効能・効果があるかのように虚偽・誇大広告(6ヶ所)▲医療機器の効能を虚偽・誇大広告(5ヶ所)▲工業品を医療機器かのように虚偽・誇大広告(4ヶ所)▲無届け健康機能食品販売業(4ヶ所)などである。
○ 今度摘発された虚偽□誇大広告主要事例は次のようである。
・ソウル竜山区所在○○会社は高齢者を相手に歌と踊りの公演で誘引して日平均約50人を対象に一般食品であるその他加工品を老眼、白内障緑内障などに効能があると虚偽・誇大広告して、約7万ウォンの製品を15万ウォンで販売(2.1倍)
・釜山東莱区所在○○会社は健康機能食品販売業営業申告をしないで、年寄りや婦女子を対象にチラシを配布してこれを見て集まった購買者に健康機能食品であるプロポリス製品を湿疹、水虫、皮膚病、鼻炎に効能があると虚偽・誇大広告して一箱約96万ウォンの製品を168万ウォンで販売(1.7倍)
・仁川南洞区○○会社は医療機器体験室を開設して50~60代婦女子を対象に体験プログラムを運営しつつ医療機器である個人用マッサージ器を脳腫瘍、がん細胞治療に効能があると虚偽・誇大広告して台当たり約23万ウォンの製品を約60万ウォンで販売(2.6倍)
食薬処と警察庁は高齢者などが虚偽・誇大広告に目が眩まないように広報活動を強化する一方、高齢者など社会的弱者の安全保護のために今後とも集中的に合同取り締まりを展開して行くと発表した。
また商品引替券、餌商品、無料公演、観光などを提示して広報館などで誘引して食品などが疾病治療に効果があることのように虚偽・誇大広告する行為に惑わされず、このような不法販売行為を目撃した場合には不良食品申告電話1399で直ちに通報するようお願いする