食品安全情報blog過去記事

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その他ニュース

  • 如何にしてBPの187億ドルの和解金がメキシコ湾に役立つか

Natureニュース
How BP’s $18.7-billion oil-spill settlement could help the Gulf of Mexico
Richard Monastersky 03 July 2015
http://www.nature.com/news/how-bp-s-18-7-billion-oil-spill-settlement-could-help-the-gulf-of-mexico-1.17911
Deepwater Horizon の事故で傷ついた生態系を回復するために海洋科学者Don Boeschは戦っている
Natureのインタビュー

  • 欧州委員会は科学アドバイザー適任者を見つける仕事を任命

ScienceInsider
E.U. Commission tasks scouts to find suitable science advisers
By Tania Rabesandratana 5 July 2015
http://news.sciencemag.org/europe/2015/07/e-u-commission-tasks-scouts-find-suitable-science-advisers
欧州の7人の「ハイレベル科学アドバイザー」を探す仕事が化学者で前英国主任科学アドバイザーのDavid King、オランダのInternational Victimology Institute Tilburgの法律教授Rianne Letscher、そして欧州政策シンクタンクJacques Delors Instituteの所長 António Vitorinoの3人に依頼される

  • 中毒になった家族の望みは薄い

Hopes low for poisoned family
Sunday, July 5, 2015,
http://www.philly.com/philly/news/20150705_Hopes_low_for_poisoned_family.html
Virgin諸島への休暇で臭化メチル中毒になった家族は回復しそうにない、という。滞在していたコンドミニアムに散布された神経毒素で夫妻と十代の息子二人が中毒になった。妻の症状は改善しているが夫は重度の麻痺、上の息子は首から下が麻痺、下の息子は昏睡したり覚めたりで足の感覚はない。

Three-year-old suffers alcohol poisoning after drinking hand gel
12, July 6 2015
http://www.stuff.co.nz/world/australia/69980862/Three-year-old-suffers-alcohol-poisoning-after-drinking-hand-gel
家のハンドサニタイザーのボトルで遊んで3才の子どもが重症アルコール中毒になった。
Medical Journal of Australiaに報告された
2011年には45才のアルコール中毒患者がハンドサニタイザー6本を飲んで入院したことがある。

  • がん評議会はNSWの飲食店の禁煙を歓迎

Cancer Council cheers NSW eatery smoke ban
Monday, 6 July 2015
http://www.skynews.com.au/news/national/2015/07/06/cancer-council-cheers-nsw-eatery-smoke-ban.html
NSWのパブやレストランの中及びその近くでは禁煙になったことをNSWがん評議会は歓迎する。月曜日から政府の禁煙法の最終段階が発効している。屋外でも食べる場所では禁煙、食堂の入り口から4メートル以内も禁煙。
子どもの遊び場や公共輸送機関の駅や停車場、運動場、スイミングプールや公共施設のエントランスなどは既に禁煙になっている。

  • 子どもの肥満について真剣になろう−健康専門家

SMC NZ
Get serious about childhood obesity – health experts
July 3rd, 2015.
http://www.sciencemediacentre.co.nz/2015/07/03/get-serious-about-childhood-obesity-health-experts/
New Zealand Medical Journalに発表された二つのコメントが、当局に正しい子どもの肥満対策を求める
クライストチャーチ病院のSteven Kelly博士とオークランド大学のBoyd Swinburn教授が、ニュージーランドの子どもの肥満増加を指摘する。彼らは不健康な食品に課税し販売を制限し学校や幼児センターで健康的食事政策を導入すべきという。
彼らのコメントはJonathan Coleman保健大臣がTVNZ Q+A ショーで砂糖税の導入を明確に否定した数日後に発表された。
また二つ目のSwinburn教授とStefanie Vandevijvere博士の「視点」記事ではマーケティングの問題について指摘している。ニュージーランドの子ども達は不健康な食品の宣伝の標的になっている。
これらの記事がメディアの注目を集めている