食品安全情報blog過去記事

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食用大麻製品を食べたことによる死亡−コロラド、2014年3月

Notes from the Field: Death Following Ingestion of an Edible Marijuana Product — Colorado, March 2014
MMWR, July 24, 2015 / 64(28);771-772
http://www.cdc.gov/mmwr/preview/mmwrhtml/mm6428a6.htm?s_cid=mm6428a6_w
2014年3月にコロラド公衆衛生環境省(CDPHE)は19才の男性が食用大麻製品を摂取後に死亡したことを知った。CDPHEは彼の死に関連する要因について評価し予防のガイドにしたい。故人の友人23才が大麻クッキーを購入し故人に提供した。警察の報告では故人は最初店員に指示されたとおり1つだけ食べた。30-60分経って何の効果も感じられなかったために彼は残りのクッキーを食べた。その後2時間彼は常軌を逸した話をし敵意のある行動をしていたとされる。残りのクッキーを食べて約2.5時間後4階のバルコニーから飛び降りて外傷で死亡。死後29時間に行われた剖検で主要寄与因子はマリファナ中毒とされた。
コロラド州大麻のレクリエーション使用を認めた2012年以降、他の薬物を使用した根拠がない大麻に関連した死亡報告はこれが初めてである。
現在娯楽用大麻使用が認められているのはアラスカ、コロラドオレゴン、ワシントンの4州とコロンビア特別区