- エストロゲン、生け垣、そして郊外のカエルの性比
Estrogen, shrubbery, and the sex ratio of suburban frogs
7-Sep-2015
http://www.eurekalert.org/pub_releases/2015-09/yu-esa090415.php
PNASに発表された研究によるとコネチカットの南西の21の池を調べたところ、森の池より郊外の生け垣や芝生のある庭の池のカエルのほうが雌が約2倍多い。農地や廃水処理場排水でみられるのと同様の現象で、生け垣や芝生のクローバーのようなエストロゲン活性のあるもの育てられていることが原因ではないかと推測している。
- 脱皮するゾウアザラシが沿岸海水に水銀を加える
Molting elephant seals add mercury to coastal seawater
7-Sep-2015
http://www.eurekalert.org/pub_releases/2015-09/uoc--mes090315.php
PNASに9月7日に発表された知見によるとAño Nuevo州保護地域のゾウアザラシの巣の近くの海岸の水はゾウアザラシの脱皮時期に水銀濃度が高い。1981年に共著者のRussell Flegalはアザラシコロニーの近くのイガイの水銀濃度が高いことを報告していたが当時は海水中の低濃度の水銀を測定できなかった。Año Nuevoの海水中メチル水銀濃度は交配の時期に二倍、脱皮の時期に17倍になる
