食品安全情報blog過去記事

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国際小児がんデー:小児がんとの戦いにはまだやることがある

International Childhood Cancer Day:Much remains to be done to fight childhood cancer
15 February 2016
http://www.iarc.fr/en/media-centre/pr/2016/pdfs/pr241_E.pdf
IARCの新しい推定では世界の小児がん発症はこれまで評価されていたより多い。世界中で15才以下のがんは年に約215000、15-19才は約85000である。
成人に比べて子どものがんは種類が違う。約半分は血液のがんで(白血病やリンパ腫)、他は中枢神経系と胚組織由来のがんである。神経芽細胞腫や腎芽細胞腫、網膜芽細胞腫などはこどもにしかなく、一方成人に多い乳がん・肺がん・胃がんは子どもには極めて希である。また国や地域による違いも大きい。
図表以下から
International Childhood Cancer Day 2016.
http://www.iarc.fr/en/media-centre/iarcnews/2016/childhoodcancer2016.php