食品安全情報blog過去記事

はてなダイアリーにあった食品安全情報blogを移行したものです

有毒藻類−ニュージーランド(第2報):藍藻、イヌ死亡

Toxic algae - New Zealand (02): (OT) blue-green algae, canine deaths
2016-02-21
http://www.promedmail.org/post/4039687
Date: 20 Feb 2016 Source: Otaga Daily times.com.nz [edited]
イヌが死んで川に警告
オタゴ地域評議会(ORC)が今週Cardrona川でイヌが2頭死亡した有毒藻類はヒトに対しても有害である可能性があり川から離れるようにと警告した。
土曜日にイヌが有毒藻類中毒で死亡したことを受けて月曜日にLarches橋近くのCardrona川を調査していたORC検査官が藍藻の厚い堆積を発見した。月曜日に別のイヌが有毒藻類中毒疑いで死亡した。
ORCの資源科学管理官Dean Olsenは、藻類はヒトにも有毒である可能性があり、「問題の川で泳いだり魚を釣ったりその他のレクリエーションをしないように。毒素は皮膚からも吸収されるので直接接触は避けるように」と警告した。
昨日評議会は川から採取した藻類が有毒であることを確認し、毒素の濃度は極めて高かった。
これまでCardrona川で有毒な藍藻が大発生したことはない。気温が高く水が少ないことが原因と考えられる。水曜日と木曜日の大雨で藻類大発生リスクが下がるだろう。