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食品医薬品安全庁、不正•違法食•医薬品の中で勃起不全治療剤成分の混入が最も多い 

先端分析チーム 2016-02-11
http://www.mfds.go.kr/index.do?mid=675&pageNo=3&seq=30425&cmd=v
食品医薬品安全処食品医薬品安全評価院は‘13から15年まで不正・不法成分が混入されたと推定されて捜査段階で分析依頼された食・医薬品など試料2,105件を検査した結果、417件から不正・不法成分が検出されたと発表した。
食品分野は1,624件を検査して269件から不正・不法成分が検出された。
成分別では勃起不全治療剤成分が74件で一番多く、肥満治療剤(17件)糖尿病治療剤(8件)、鎮痛剤(4件)などの順で検出された。
食用にできない成分を使って豊胸効果があるかのように誇大広告したタイ産葛や呼吸困難、筋肉けいれんなど副作用を誘発する猛毒成分であるアコニチンが検出された事例もあった
医療製品分野は大部分が許可されていない不法製品として332件を検査して141件から不正・不法成分が検出された。
成分別では勃起不全治療剤成分(32件)が一番多く、肥満治療剤(30件)、ステロイド剤 (9件)、利尿剤(4件)が続き有効成分が含まれない殺鼠製品などもあった。
化粧品は135件を検査して1件から医薬品として使われるステロイド成分が検出された。
食品、医薬品分野で一番多く検出された勃起不全治療剤成分の場合過去にはシルデナフィル(バイアグラ主成分)類似成分が検出されていたが’14年からはタダラフィル(シアリス主成分)類似成分が多く検出されている。関連内容は国際学術誌に27件発表している。
(韓国はこの分野はとても熱心で世界一?を自認している)