輸入食品製作課 2016-02-22
http://www.mfds.go.kr/index.do?mid=675&pageNo=2&seq=30522&cmd=v
食品医薬品安全処はお菓子類の輸入が毎年増加し最近は海外直販でお菓子類を購入する消費者が増加しているため輸入お菓子購入時注意事項を案内する。
※ お菓子類: お菓子(ビスケット、スナック菓子など)、キャンディー、氷果類、ガム、チョコレート類
食薬処に正式輸入申告されて検査を経たお菓子類は国内基準と同じ規格で安全性が確保された製品でハングル表示されている。
1年以内に通関された製品なら食品安全情報ポータル(http://www.foodsafetykorea.go.kr>安全な食生活>輸入食品>輸入食品確認)で正式通関可否が確認できる。
海外から消費者が直接購入したり輸入代行または配送代行の形態で国内に搬入されたお菓子類は購入者の消費のみが目的で国内に流通・販売ができない。輸入お菓子店などでハングル表示のない食品が販売されている場合は局番なしの1399に届けなければならない。
消費者がインターネットで海外サイバーモールなどからお菓子類を直接購入する場合は国内基準・規格と違いハングル表示もないので注意が必要である。
また使用禁止成分が含まれる食品があることがあり、食品安全情報ポータル(www.foodsafetykorea.go.kr)の‘海外直販注意情報部屋’を利用してリスク食品かどうかを確認した方が良い。
国内に正式輸入申告されたお菓子類は10年前より輸入量は2倍、輸入国も’05年51ヶ国から’15年65ヶ国と拡大した。
総お菓子類輸入量は’05年6万6千トンから’15年12万1千トンに2倍になり、輸入金額は’05年2億1千2百万ドルから’15年6億3千4百万ドルに3倍増加した。
特に’10年以後お菓子類輸入量が年平均15.7%で急激に増加傾向で、収入お菓子専門店が急増し始めた’13年以後お菓子類輸入量はさらに増加した。
※ お菓子類輸入量: (’13年)9万2千トン→(’14年)11万8千トン→(’15年)12万1千トン<国家別輸入動向>
お菓子類輸入上位3ヶ国は輸入量基準で’05年には中国、アメリカ、フィリピン、’15年にはアメリカ、中国、ドイツの順序であった。
金額基準では’05年にはアメリカ、中国、日本、’15年にはアメリカ、中国、ドイツの順序であった。
輸入量が急激に増加した国家はドイツ、マレーシア、インドネシアなどで10年前に比べてそれぞれ14倍、9倍、4倍増加した。
輸入金額が急激に増加した国家はマレーシア、ドイツ、台湾などで10年前に比べてそれぞれ24倍、17倍、7倍増加した。
東南アジア諸国からお菓子類輸入が増加したのはプリンググルス、チュッパチャプスなどの多国籍企業のお菓子製品がアメリカ、オーストラリア、ヨーロッパ等の生産から徐々に東南アジアに製造工場が移されたことが主要因であると考えられる。
またASEAN、EU、アメリカはFTA締結以後’15年対比輸入量はそれぞれ3.2倍、3.1倍、1.1倍、輸入金額はそれぞれ4.9倍、2.7倍、1.2倍増加した。
※ FTA発効日付け: [ASEAN]’09.6.、[EU]’11.7.、[アメリカ]’12.3.<品目別輸入動向>
品目別輸入量基準で’15年にはお菓子が39.5%で一番多く輸入され、チョコレート類(31.4%)、キャンディー類(28.0%)、氷果類(0.7%)、ガム(0.3%)の順序であった。
’05年にはお菓子(43.4%)、チョコレート類(32.8%)、キャンディー類(21.2%)、ガム(2.4%)、氷果類(0.2%)順序であった。
ビスケット、スナック菓子などお菓子は’05年2万9千トン(8千1百万ドル)輸入されたのが’15年4万8千トン(2億1千6百万ドル)に増えた。
主要輸入国は’05年には中国(35%)、アメリカ(23%)、フィリピン(19%)、’15年にはアメリカ(19%)、中国(14%)、マレーシア(13%)の順序であった。
チョコレート類は’05年2万2千トン(8千5百万ドル)輸入されたのが’15年3万8千トン(2億4千9百万ドル)に増加した。
主要輸入国は’05年にはアメリカ(31%)、中国(28%)、オーストラリア(8%)、’15年にはアメリカ(17%)、中国(15%)、ベルギー(10%)順序であった。
キャンディー類は’05年1万4千トン(4千1百万ドル)輸入されたのが’15年3万4千トン(1億6千2百万ドル)に増えた。
主要輸入国は‘05年には中国(28%)、台湾(14%)、スペイン(11%)、’15年にはドイツ(24%)、アメリカ(14%)、中国(13%)順序であった。
氷果類とガムはそれぞれ‘05年には129トン(26万9千ドル)、1,565トン(387万9千ドル)、’15年には905トン(434万1千ドル)、351トン(259万4千ドル)輸入された。
食薬処は毎年収入が増加して子供が好んで食べる嗜好食品である輸入お菓子の安全を確保するために通関段階検査を継続的に強化している。
※ 精密検査(実験室検査)の割合: [お菓子](’05)22.6%(’15)33.2%[全体食品](’05)18.6%、(’15)21.9%
また食品を輸入代行する企業等は‘15年11月から輸入申告するようになり、’16年2月からは輸入食品等インターネット購入エージェンシーに営業登録させて輸入代行で国内に搬入される食品の安全を確保するために努力している。
(欧州の高級チョコレート買うようになったんだね。)