食品安全情報blog過去記事

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鉛、水−米国(第3報): (NY)

Lead, water - USA (03): (NY)
2016-03-05
http://www.promedmail.org/post/4071887
Date: Thu 3 Mar 2016 Source: Ithaca Voice [edited]
ニューヨーク州Ithacaの学校の鉛検査の結果がさらに陽性のものが増えた。一方校区とTompkins郡の保健省はいくつかの陽性検査結果に疑問を提示している。
2016年3月3日にイサカ市校区(ICSD)が10の学校の鉛検査の結果を公表した。一部を除き各校から5検体で、全部で53の検査結果のうち28検体が15ppbのEPAによるアクションレベルを超えていた。11は100ppb以上で400ppb以上のものもあった。EPAの方針では90パーセンタイルがアクションレベル超過なら対応が必要である。全ての学校でこれがあてはまる。一部は銅も検出された。90パーセンタイルがアクションレベルを超えたのは2校だけだった。
しかしTompkins郡の保健省はいくつかの検査結果に疑問を提示している。環境健康部長Elizabeth Cameronは検査方法に懸念を表明している。検査官は検査の前夜に水道システムを閉鎖した。これは通常の検査方法とは違う。さらに水漏れがあってシステムが減圧された可能性がある。ニューヨーク州保健省に相談したところこの結果は実際の通常状態とは違う可能性がある。
ICSDは再検査を計画している。EPAに連絡をとって援助を求めた。