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FDAは2014健康食事調査の知見を発表

FDA Releases 2014 Health and Diet Survey Findings
May 6, 2016
http://www.fda.gov/Food/NewsEvents/ConstituentUpdates/ucm499141.htm
FDAは、2014年6月から8月に、50州とコロンビア特別区で18才以上の2480人の成人を対象に行った電話調査の結果を発表した。1982年に始まってから11回目の調査で、初めて携帯電話の使用者も対象にした。この調査の重要な知見には以下のようなものがある:
・成人の50%は食品を購入するときに「常に」あるいは「ほとんどの場合」栄養成分表示を読むが、27%は時々。
・90%近くの成人は食塩の摂りすぎで、3/4はスーパーマーケットの製品の食塩含量は5年前と同じかそれ以上だという。
・90%はトランス脂肪あるいはトランス脂肪酸について聞いたことがある。そのうち66%はトランス脂肪が心疾患リスクを上げることを知っているが、1/4はトランス脂肪が心疾患リスクを上げるか下げるかわからない。
http://www.fda.gov/downloads/Food/FoodScienceResearch/ConsumerBehaviorResearch/UCM497251.pdf
・過去1年間のビタミンやミネラルサプリメントの使用は60%、それ以外のハーブや植物などのサプリメントの使用は32%、ビタミンやミネラルサプリメントの使用者の約60%はそれらの製品が政府に市販前に承認を受けていると思っているがハーブや植物などのサプリメントの使用者は約60%がそうは思っていない
・成人の約15%が過去30日以内にカフェイン入りエネルギードリンクあるいはその他のカフェイン入り飲料を使用した
・10人中9人が食品を購入するときに「低ナトリウム」「抗酸化物質豊富」などの強調表示を利用するがそれが正しく製品を説明していると考えているのはたった1/3である。