食品安全情報blog過去記事

はてなダイアリーにあった食品安全情報blogを移行したものです

混ぜ物が入った動物由来食品は、今後検出しやすくなる

Adulterated animal-based foods to become easier to detect in future
06.06.2016
http://www.bfr.bund.de/en/press_information/2016/20/adulterated_animal_based_foods_to_become_easier_to_detect_in_future-197654.html
羊のチーズは牛乳も含んでいる?ビーフサラミの中にいくらか豚肉が混じっている?動物由来食品の混ぜ物についてのこれら及び他の質問が、本日開始したドイツ連邦リスク評価研究所の「アニマルID」という研究計画の焦点である。「違法な肉への混ぜ物は、検出されると、消費者を心配させるだけでなく健康リスクを引き起こす可能性もある」とBfR長官Dr. Andreas Hensel氏は述べた。「この理由から監督機関は、素早く確実に食品の混ぜ物事例を明らかにする手段を持つことが必要である。この計画の目的は食品と飼料に含まれる動物成分を安全に検出できる新しい分析方法を開発することである。中でも、現場で、すなわち施設で製品検査中に、簡単に実行される高感度で有効な迅速検査が挙げられるだろう。ドイツ連邦食糧農業省(BMEL)勤務の政務次官Dr. Maria Flachsbarth氏は本日、科学者と報道代表者の列席の下、BfRの研究に財政支援すると発表した。