食品安全情報blog過去記事

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健康的な加齢のための生涯にわたる栄養:ワークショップの概要

Nutrition across the Lifespan for Healthy Aging: Proceedings of a Workshop—in Brief
December 29, 2016
http://www.nationalacademies.org/hmd/Reports/2016/nutrition-across-the-lifespan-for-healthy-aging-proceedings-in-brief.aspx
米国では2014年に65才以上の人は4600万人以上で2060年には7000万人以上と予想されている。高齢者の教育、生活環境、その他の人口動態学的特徴は変化していて性や人種により大きく異なる。寿命や心疾患による死亡率などの健康状態指標は経済指標同様改善している。NASEMの食品フォーラムは5つの目標のためのワークショップを開催した:加齢の傾向とパターンと栄養に焦点をあてた米国の健康的な加齢に関連する要因を検討する;成人後期だけではなく妊娠の始まりから子ども時代や人生全体を通して栄養が如何に健康的な加齢に貢献するか検討する;人生の各段階において栄養が加齢に果たす役割に光をあてる;骨格・筋肉・心血管系を含む臓器システムの生涯における変化と加齢に伴う脳や認知や精神保健の変化を議論する;食事に関連する感覚的嗜好性;口腔の健康;マイクロバイオーム;そして米国の健康的な加齢を促進するためにできることを探る。このワークショップの概要は重要なポイントを簡単にまとめたもので包括的要約は後で発表される。