食品安全情報blog過去記事

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論文

  • 3人に1人のオーストラリア人が香料付き消費者製品による健康問題を報告している

One in three Australians report health problems from fragranced consumer products
5-Mar-2017
https://www.eurekalert.org/pub_releases/2017-03/uom-oit030517.php
メルボルン大学の研究者らがPreventive Medicine Reportsに発表。エアフレッシュナー、クリーニング用品、洗濯用品、パーソナルケア製品などのような香料を含む消費者製品に暴露されたときに呼吸困難、頭痛、めまい、発赤、鬱血、発作、吐き気などの身体上の問題を生じるオーストラリア人は33%。

  • 政党と体重が肥満対策への意見に影響する、研究が発見

Political affiliation, weight influence your opinion on fighting obesity, study finds
6-Mar-2017
https://www.eurekalert.org/pub_releases/2017-03/uok-paw030317.php
共和党員は体重に関わらず食事とライフスタイル要因が肥満の原因だと考えている。しかし民主党員には分断があり、過体重の人は遺伝子が肥満の原因だと信じる傾向がある。
American Politics Researchに発表。

  • より明るい日々が米国の作物の収量をあげる

Brighter days drove up U.S. crop yields
By Kelly ServickMar. 6, 2017
http://www.sciencemag.org/news/2017/03/brighter-days-drove-us-crop-yields
米国の過去30年のトウモロコシの収量増加には選択的交配や化学肥料などの新しい農業技術が寄与していると想定されているがもう一つの重要な要因がわかった:日光である。Nature Climate Changeに発表された研究で1984年から2013年の間に観察されたコーンベルトの収量増加の27%が太陽が明るくなったこと、つまり地表に届く日光の増加によることがわかった。大気汚染防止法のおかげで日光を遮る大気中のエアロゾルが減った。

Selling falsehoods? A cross-sectional study of Canadian naturopathy, homeopathy, chiropractic and acupuncture clinic website claims relating to allergy and asthma
Blake Murdoch et al.,
BMJ Open 2016;6:e014028. doi:10.1136/bmjopen-2016-014028
http://bmjopen.bmj.com/content/bmjopen/6/12/e014028.full.pdf
カナダの10大都市部にある392のクリニックの調査。アレルギーまたは喘息の診断や治療ができると宣伝している率が最も高かったのはナチュロパシー(85および64%)、次いで鍼(68% および 53%)、ホメオパス(60% および 54%)、カイロプラクター(33% および 38%).。地域ではバンクーバーブリティッシュコロンビアが多い。宣伝されている介入方法のうち有効性の根拠があるものはほとんどない。

Feeling Lonely? Too Much Time On Social Media May Be Why
March 6, 2017
http://www.npr.org/sections/health-shots/2017/03/06/518362255/feeling-lonely-too-much-time-on-social-media-may-be-why
若年成人にとって、ソーシャルメディアはそれほどソーシャルではないかもしれない。研究によるとFacebook, Snapchat およびInstagramの使いすぎは社会的孤立感に関連する。ピッツバーグ大学のメディア・テクノロジー・健康研究センター長のBrian Primackはこの研究の共著者であるが結果に驚いた。彼のチームはこれまでソーシャルメディアの使用と鬱の関連を示していた。
直接顔をあわせた社会的関係があることは健康と強く関連するがバーチャルでは明確ではない。そこで彼らは19-32才の米国人1787人に調査した。その結果ソーシャルメディアに費やす時間が長い人−一日2時間以上−は1日30分以下の人より社会的に孤立していると感じる可能性が2倍。American Journal of Preventive Medicine.に発表。
(ネットとのつきあい方は難しいんだな)