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1年経って、FDAは消費者を安全でない食品からより良く、より強く、守っている

A Year Later, FDA Is Better and Stronger in Protecting Consumers from Unsafe Foods
Posted on May 24, 2017 by FDA Voice
By: William Correll and Douglas Stearn
https://blogs.fda.gov/fdavoice/index.php/2017/05/a-year-later-fda-is-better-and-stronger-in-protecting-consumers-from-unsafe-foods/
我々は迅速に対応するのが困難な、複雑で高リスクの可能性のある食品安全状況への対応を劇的に変化させてきた。
約1年前、FDAは企業が危険な可能性のある食品の回収を効果的・迅速に開始することを確実にするのに、企業が希に適切に対応しない場合十分な仕事をしていないという懸念を聞いた。FDAは常に世界でも最も安全な米国の食糧供給を守ることにコミットしてきたが、製品の性質や根拠、企業の対応などの要因により一部の状況では強化が必要であることを認識していた。
だから保健福祉省の監察総監室が指摘した課題を変化のきっかけとして利用した。
ただの変更ではなく、文化の変化である。その中心はSCOREの設立である。我々はSCOREの合同議長として対応している。我々は今やFDAコンプライアンス、執行、フィールドのリーダーと一緒のテーブルで毎週一回、必要ならそれ以上、リコール事例をレビューしている。会話には現場の調査官、法律家、科学や医学の担当者も参加している。
正しい対応は何だろう?FDAがすべきことは?企業は何をすべき?これらが現場の調査結果を受けてリアルタイムで、ハイレベルで意志決定され、汚染の可能性のある食品を市場から速やかに排除することの障害を乗り越えるのに上級リーダーも参加する。
毎年FDAが監視する数千のリコールのうち、SCOREは最も重大なリスクになるもに対して重要な役割を果たす。
昨年SCOREはダイエタリーサプリメントの鉛汚染、粉ミルクのサルモネラ汚染、大豆ナッツバターのE.coli O157:H7、ハマスやソフトチーズ、燻製魚のリステリアの事例を取り扱った。
(一部略)
(http://d.hatena.ne.jp/uneyama/20161026#p13)