食品安全情報blog過去記事

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意見等

  • 鞘付き豆のテブコナゾールの既存MRL改訂

Modification of the existing maximum residue level for tebuconazole in beans with pods
EFSA Journal 2017;15(6):4870 [23 pp.]. 26 June 2017
https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/4870
報告された農業慣習での使用に由来するテブコナゾールの短期及び長期摂取は、消費者の健康のリスクはありそうもない。

  • ペンコナゾールの既存MRLsレビュー

Review of the existing maximum residue levels for penconazole according to Article 12 of Regulation (EC) No 396/2005
EFSA Journal 2017;15(6):4853 [56 pp.]. 22 June 2017
https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/4853
さらなる検討が必要。

  • 遺伝子組換え植物のアレルゲン性評価に関するガイダンス

Guidance on allergenicity assessment of genetically modified plants
EFSA Journal 2017;15(6):4862 [49 pp.]. 22 June 2017
https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/4862
遺伝子組換え植物のアレルゲン性評価の特定のトピックスに関する補足的ガイダンス。扱った話題は食品への非-IgE-介在有害免疫反応、in vitroタンパク質消化試験、内因性アレルゲン性である。これらのトピックスでの科学的規制的進展が記載され、遺伝子組換え植物のリスク評価においてこれらの進展をどう取り入れるのかについて議論されている。

  • 遺伝子組換え植物のアレルゲン性評価についてのガイダンス案に関するパブリックコメント募集結果

Outcome of the public consultation on the draft guidance on allergenicity assessment of genetically modified plants
22 June 2017
https://www.efsa.europa.eu/en/supporting/pub/1259e
EFSAは25参加団体からおよそ200コメントを受け取った。EFSAとGMOパネルは受け取ったコメントを考慮してガイダンスの改訂版を準備した。そのガイダンス文書は2017年5月18日のGMO本会議で採択されEFSA journalで発表される。

  • 使用後のPETを食品と接触する物質にリサイクルするために使用されるEREMA Basic テクノロジーに基づく‘4PET’プロセスの安全性評価

Safety assessment of the process ‘4PET’, based on EREMA Basic technology, used to recycle post-consumer PET into food contact materials
EFSA Journal 2017;15(6):4845 [13 pp.]. 21 June 2017
https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/4845
最後に熱形成されるトレーと容器とPET飲料ボトルがこのリサイクルペレットで製造され、リサイクルされた使用後のPETを最大90%含むものが飲料水や調理済乳児用液体ミルクに使用しないなら、このプロセスから得られるリサイクルPETは安全上の懸念はない。この熱形成されたトレーを意図せず使用したり、電子レンジとオーブンで使用してはならない。

  • 使用後のPETを食品と接触する物質にリサイクルするために使用されるEREMA Basicテクノロジーに基づく‘Plastienvase’プロセスの安全性評価

Safety assessment of the process ‘Plastienvase’, based on EREMA Basic technology, used to recycle post-consumer PET into food contact materials
EFSA Journal 2017;15(6):4843 [13 pp.]. 21 June 2017
https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/4843
最後に熱形成されるトレーと容器がこのリサイクルしたシートで製造され、リサイクルされた使用後のPETを100%含む水の容器に使用されなければ、このプロセスから得られるリサイクルPETは安全上の懸念とはならない。この PETで作られたトレーは電子レンジとオーブンで使用してはならない。

  • 使用後のPETを食品と接触する物質にリサイクルするために使用されるStarlinger Deconテクノロジーに基づく‘Coexpan Montonate’プロセスの安全性評価

Safety assessment of the process ‘Coexpan Montonate’, based on Starlinger Decon technology, used to recycle post-consumer PET into food contact materials
EFSA Journal 2017;15(6):4848 [11 pp.]. 21 June 2017
https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/4848
室温で長期保存される全ての種類の食品と接触する物質の製造に100%使用しても、安全上の懸念とはならない。この PETで作られたトレーは電子レンジとオーブンで使用するべきではない。

  • 全ての動物種用Corynebacterium glutamicum KCCM 80099が生産したl-アルギニンの安全性と有効性

Safety and efficacy of l-arginine produced by Corynebacterium glutamicum KCCM 80099 for all animal species
EFSA Journal 2017;15(6):4858 [15 pp.]. 21 June 2017
https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/4858
最終製品に遺伝子組換え生産菌株や反芻動物のDNAは検出されなかった。この生産菌株の遺伝子組み換えでは安全性の懸念は生じない。適切な量で食事に補完すると、この添加物の使用は対象種、消費者、環境に安全である。この添加物は全ての動物種に有効なアルギニン源である。L-アルギニンの補完では、非反芻動物種と同様に反芻動物に有効であり、第一胃の微生物分解に対する保護が求められる。

  • 子豚とマイナー豚種用飼料添加物としてのAmylofeed® (エンド-1,3(4)-β-グルカナーゼとエンド-1,4-β-キシラナーゼと α-アミラーゼ)の安全性と有効性

Safety and efficacy of Amylofeed® (endo-1,3(4)-β-glucanase and endo-1,4-β-xylanase and α-amylase) as a feed additive for piglets and minor porcine species
EFSA Journal 2017;15(6):4856 [11 pp.]. 19 June 2017
https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/4856
飼料添加物として使用する際、この添加物は消費者に安全である。通常の用量500 mg/kg飼料で離乳子豚に有効な可能性があり、この結論はマイナー豚種の成長に外挿された。