食品安全情報blog過去記事

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国際化する市場における食品の安全性に関する課題を連携して克服

Jointly mastering the challenges of food safety in globalised markets
53/2017, 21.12.2017
http://www.bfr.bund.de/en/press_information/2017/53/jointly_mastering_the_challenges_of_food_safety_in_globalised_markets-203095.html
2017年11月28日に、"Livsmedelsverket(スウェーデン国立食品庁)"の長官Dr. Annica Sohlström氏とBfR (German Federal Institute for Risk Assessment: ドイツ連邦リスク評価研究所)所長Dr. Andreas Hensel医学博士は、今後、食品の安全性分野で密接に連携することで同意した。Uppsala(ウプサラ)にあるLivsmedelsverketの本部で連携同意の署名が行われた。連携の主なねらいは、食品の分析方法、特に汚染物質のスクリーニング法と標準法の開発と改良である。「魚介類の取引がますます国際化しているという状況において、例えば、裁判沙汰にもなるマリンバイオトキシンについては、簡便で日常的に行える検出方法が必要とされている」とHensel博士は連携同意の署名時に述べた。BfRとLivsmedelsverketは、家畜における抗菌剤耐性を最小化するための戦略の開発やグラフィック情報手段によるリスクコミュニケーション支援でも協力する予定である。