食品安全情報blog過去記事

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フィールドからの報告:カンナビジオールとして販売されていた合成カンナビノイドによる急性中毒−ユタ、2017–2018

Notes from the Field: Acute Poisonings from a Synthetic Cannabinoid Sold as Cannabidiol — Utah, 2017–2018
MMWR / May 25, 2018 / 67(20);587–588
https://www.cdc.gov/mmwr/volumes/67/wr/mm6720a5.htm
2017年12月8日、ユタ州中毒管理センターからユタ保健省にCBDと表示されている製品による5人の救急患者の報告があった。精神状態の異常や錯乱、意識消失などの症状はCBDの影響とは一致しないため異物混入が疑われた。州と連邦の保健と法の執行担当者が2017年12月11日に専門チームを作り調査を行った。2018年1月末までに52人の症例が同定され9検体からCBDではなく4-cyano CUMYL-BUTINACA (4-CCB)が検出された