食品安全情報blog過去記事

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意見等

  • 提出された無視できるほどの暴露データを踏まえた有効成分フルミオキサジンの農薬リスク評価ピアレビュー

Peer review of the pesticide risk assessment for the active substance flumioxazin in light of negligible exposure data submitted
EFSA Journal 2018;16(9):5415  8 October 2018
https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/5415
冬小麦とヒマワリの除草剤(出芽前と出芽後)としての代表的なフルミオキサジンの使用評価に基づいて結論した。文書に示された研究や文献データから、規制リスク評価の使用を妥当とするエンドポイントが示された。

  • ビートの根のエポキシコナゾールの既存MRL改訂

Modification of the existing maximum residue level for epoxiconazole in beetroots
EFSA Journal 2018;16(9):5419 5 October 2018
https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/5419
評価中の商品のエポキシコナゾール残留物を管理するのに、有効な検出限界(LOQ) 0.01 mg/kgで実施できる適切な分析法が得られた。EFSAはリスク評価結果に基づき、報告されている農業慣習によるエポキシコナゾールの使用から生じる残留物の短期及び長期摂取は、消費者の健康リスクを示しそうもないと結論した。だが、リスク評価の残留物定義は、トリアゾール誘導体代謝物質(TDMs)の全体的な消費者評価の未決問題を保留し、暫定的に設定された。エンドポイントや評価は妥当だと示された。