Questions and Answers on Glyphosate
最終改訂10/03/2018
https://www.fda.gov/Food/FoodborneIllnessContaminants/Pesticides/ucm583713.htm
更新部分のみ
◇グリホサートへの暴露に関して安全上の懸念はあるか?
2017年12月に、EPAは、グリホサートはヒトの発がん性はありそうもないと結論するグリホサートのリスク評価案を発表した。1国際機関(国際がん研究機関)がグリホサートに発がん性の恐れがあると結論しているが、他方、欧州食品安全機関、国際連合食糧農業機関(FAO)/世界保健機関(WHO)合同残留農薬専門家会議(JMPR)を含む他のいくつかの機関は、発がん性はありそうもないと特定した。
◇FDAは食品の中や表面上のグリホサート残留物を監視するために何をしているのか?
近年FDAは、グリホサート残留の検査のための最新の選択的分析方法を開発し、さらに2016から2017年にかけて、大豆、とうもろこし、牛乳および卵の試料におけるグリホサート残留を調べるための予備検査を開始した。FDAは、2017事業年度において、これら4種の農産物の予備検査を完了し、2018事業年度においてその他の食品に対する検査に拡大した。2016年度の検査結果は2016年度年次残留物報告書に発表され、2017年度の結果は2017年度年次残留物報告書に発表される予定である。
◇FDAが開発したグリホサートやその分解産物を検出することに特化した特別な方法から得た結果について
2016年度のグリホサートとグルホシネート検査の積送品サンプルの結果から、検査した4作物(トウモロコシ、ダイズ、牛乳、卵)全てのグリホサートに残留農薬違反はないことが示された。グリホサートとグルホシネートの検査をした760件のトウモロコシ、ダイズ、牛乳、卵の積送品サンプルのうち、53%に検出可能な残留農薬はなかった。さらに、牛乳と卵のサンプルのいずれにも検出可能なグリホサートとグルホシネート残留物はなく、検査した農薬が陽性のトウモロコシと大豆の全てのサンプルは米国環境保護庁(EPA)が設定した許容量以下だった。