食品安全情報blog過去記事

はてなダイアリーにあった食品安全情報blogを移行したものです

医薬品広告に“副作用注意”削除論難報道内容検討(解明資料) (2004.09.01)

http://www.kfda.go.kr/cgi-bin/t4.cgi/intro/bodo.taf?f=user_detail&num=515
韓国製薬協会が「医薬品広告審議規定」を改正して新聞・雑誌・テレビなどの広告媒体に医薬品を広告する際、副作用に対する注意文を削除することにして議論になっているという報道に関して。
現在韓国では薬事法施行規則第79条関連及び医薬品一般広告管理基準により、医薬品を一般に広告する場合には韓国製薬協会の事前審議を受けるよう定められている。
医薬分業の施行以後専門医薬品は医師の処方により、一般医薬品は薬剤師の服薬指導により販売されるようになり、副作用警告を義務化する必要はないと判断された。
しかし医薬品の安全使用に関する国民の要求も高いことから、全ての医薬品に一般広告媒体に広告を出す場合は「副作用が出たら添付された使用上の注意をよく読んで、必要に応じ医師又は薬剤師に相談して下さい」という文言を追加するよう韓国製薬協会に指示する。



アレルギー表示の義務がある食品は国ごとに違っていて、食文化を反映していて面白いです。
世界的に共通なのが卵・牛乳・小麦・大豆・ピーナッツ。
韓国と日本は似ているようで違う。そばは同じ、蟹があってエビがないのは不思議、豚肉・桃・トマトはちょっと意外でした。
オーストラリアではプロポリスが挙がっていて、食べる量が多いから当然だろうと思いましたが、シーフードという大雑把な括りには驚きました。「シーフード」が入っています、ではアレルゲンが何なのかはわからないのではないかと。エビやカニも魚もイカ・タコも一緒なんでしょうか・・。世界の事情を調べれば調べるほど日本の食生活は豊かだと思うことが多いです。