食品安全情報blog過去記事

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業者用ビニルラップで環境ホルモン検出関連(解明資料) (2004.09.14)

http://www.kfda.go.kr/cgi-bin/t4.cgi/intro/bodo.taf?f=user_detail&num=527
9月14日連合ニュースで、消費者問題を研究する市民団体が業者用食品包装ラップからDEHAが検出されたと発表し、DEHA(アジピン酸ジ-2-エチルヘキシル)はプラスチックの柔軟剤で韓国の環境省及び世界野生動物保護基金WWF)で内分泌かく乱物質(別名環境ホルモン)に分類される物質だという報道があった。
この報道内容についてKFDAの見解は
内分泌かく乱物質に関する研究は世界的に進行中の段階で、推定されている物質も分類されているだけで明確な結論が下せない状態である。DEHAはPVCの柔軟剤で、米国EPAでもまだ動物実験で証拠がない推定物質と分類されている。
現在DEHAについては規制を実施する科学的根拠がない状況である。
KFDAの対応としては、DEHAの有害性については確認されていない段階ではあるが、暴露量を最小限にするためパンフレットを作成して継続的に広報活動を行っている。
広報パンフレット添付