食品安全情報blog過去記事

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遺伝子組換え生物に関する科学委員会(GMOパネル)の昆虫耐性遺伝子組換えトウモロコシ1507の販売・輸入・加工に関する意見

Opinion adopted by the GMO Panel on 24 September 2004
28 October 2004
http://www.efsa.eu.int/science/gmo/gmo_opinions/663_en.html
1507は昆虫耐性及びグルフォシネート耐性を遺伝子を持つトウモロコシで、GMOパネルはその販売・輸入・加工のヒト健康への影響について考察した。評価は「伝子組換え植物及び組換え植物由来食品・飼料のリスクアセスメントガイド」に従って挿入DNAの安全性、組換えにより生じた蛋白質の毒性やアレルギー原性、作物の特性や組成、栄養や環境影響も考慮して行った。その結果から申請された使用目的でこのトウモロコシがヒトや動物の健康及び環境に対して有害影響は及ぼさないであろうと結論した。
GMOパネルは食品への使用と飼料への使用を厳密に区別することは不可能であり、どちらか一方だけの認可は与えるべきではないと考える。


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