食品安全情報blog過去記事

はてなダイアリーにあった食品安全情報blogを移行したものです

"マリファナ合法化" 論争に対する食品医薬品安全庁の意見

(2004.12.10)
http://www.kfda.go.kr/cgi-bin/t4.cgi/intro/bodo.taf?f=user_detail&num=598&page=&s_type=&word=
食品医薬品安全庁は9日、芸能人らによる「マリファナ合法化」支持宣言に関して、一部の文化人・芸能人によるマリファナを合法化せよという意見は社会全般に対する問題を引き起こすことが懸念されると指摘した。
多くの国では大麻は麻薬指定されて製造・流通・使用には制限がある。2004年国連の麻薬報告書によればマリファナ濫用人口は全薬物濫用人口中80%にあたる1億4600万名で,マリファナは全世界で一番多く濫用されている薬物である。マリファナ使用により注意力等が減少し事故が増加することが予想されるし、ひどい場合には統合失調症・幻覚・中毒状態に至るのが早まるなど精神的・肉体的被害が深刻で、マリファナを使用するとその後ヒロポンなど他の麻薬を使うようになる危険性が高い。
従って食薬庁は大麻規制撤廃の主張は極めて危ない考えだと判断する。さらに検察と協力して単純喫煙に対しては処罰よりは治療保護などリハビリ制度を積極活用するように協力体系を強化することを明らかにした。