食品安全情報blog過去記事

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豆乳ベースのミルクの腸管発育に与える影響

Research studies effects of soy baby formula on intestinal development
16-DEC-2004
http://www.eurekalert.org/pub_releases/2004-12/uoia-rse121604.php
市販のミルクに含まれる量の大豆イソフラボン ゲニステインが乳児の腸管細胞の増殖を阻害するかもしれない。
アメリカではミルクを与えられている乳児の25%が豆乳ミルクを与えられている。豆乳ミルクを与えられた乳児の発育は見かけ上正常であるが、これらのミルクは女性の生理周期に影響する量よりも多い32から45mgのゲニステインを含む。イリノイ大学の栄養学教授Sharon DonovanはJournal of Nutritionの2004年6月号に培養腸管細胞を乳児用豆乳ミルクに含まれる量のゲニステインで処理したところ増殖を停止したという報告を行った。今回Pediatric Researchの2005年2月号に(WEBでの発表は2004年12月7日)子豚のミルクにゲニステインを添加したところ増殖細胞数が50%減少したことを報告した。

環境ホルモンが心配とか言ってるわりに豆乳飲んでる人は多い。牛乳アレルギーでもない赤ちゃんに豆乳のませるのは何故だろう?)