食品安全情報blog過去記事

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SCCPによるパラベンの安全性評価

Scientific Committee on Consumer Products opinion on the Safety Evaluation of Parabens Adopted by the SCCP by written procedure on 28 January 2005
http://europa.eu.int/comm/health/ph_risk/committees/04_sccp/docs/sccp_o_019.pdf
パラベンは食品に関する科学委員会SCFの1994年の意見ではメチル−、エチル−、プロピルパラベン及びその塩の合計としてADI 10mg/kgと設定されている。EFSAの2004年の意見ではプロピルパラベンについてはADIを設定するのは適切ではないとして除外し、その他についてはADI 10mg/kgとしている。
SCCPはメチル及びエチルパラベンについては現行の規制値最大0.4%を維持することとし、プロピル−、ブチル−、イソプロピルパラベンについては申請者による発生毒性データの提出が必要であるとしている。