食品安全情報blog過去記事

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"アルカリイオン水生成器"虚偽・誇大広告に注意

2005.02.23
http://www.kfda.go.kr/cgi-bin/t4.cgi/intro/bodo.taf?f=user_detail&num=658
食品医薬品安全庁では最近の健康ブームで水に対する関心が高くなっている中、効能・効果について「飲用アルカリ水生成」だけで許可を受けた「アルカリイオン水生成器」で生成したアルカリ水を飲用すれば、万病に効くというような虚偽・誇大広告がみられるため、消費者に対して注意するよう呼びかける。同時にこのような事例で摘発された35業者(35製品)に対して行政処分及び告発を行ったと発表した。
韓国環境府による飲料水基準はpH 5.8−8.5 (WHO : 6.5−8.5)であり、pH10-12.5の水を飲んだ場合、敏感な人では胃腸内を刺激し、pH11以上では肌刺激や眼球刺激がおこる。
今回摘発された35業者は食薬庁ホームページに公開した。虚偽・誇大広告の内容は糖尿・アトピー・老化・喘息・便秘・にきび・水虫などに効くと言うような内容である。またFDAに医療機器として分類されている臨床実験用浄水器として登録した商品を「FDAに医療機器として登録」と表示して医療用具であるかのように誤認させたりしていた。